ラブスプーン

2012/9/16
ラブスプーン、それは、英国ウェールズ地方に17世紀から伝わる木彫りのスプーンです。 愛の告白の為に男性が彫り、女性が受取ってくれたら、婚約が成立した証になったようなのです。 JALの機内誌でこの写真を見つけて、ググるってみたらこんなの事が分かったのです。
1.JAL機内誌の5月号で見つけたラブスプーンの写真。
2.写真をコピーして、材料にスプレー糊で貼り付けます。材料は黒檀、紫檀、栗の3種類を使うことに。
3.糸のこ盤で切断します。
4.外周を手作りディスクサンダーで研磨。
5.更に、これも手作りのスピンドルサンダーでR部を研磨します。
6.型紙を剥がすと綺麗な木肌が見えてきます。
7.後は彫刻刀で細部をシコシコと仕上ていきます。根気のいる作業です。因みにこの彫刻刀は青紙1号で、切れ味抜群です。
8.最後にサンドペーパーで艶を出します。小さいRを磨くために不要なドライバーの先にベルクロシートを貼り付け、サンドペーパーを巻き付けた簡易スピンドルサンダーを作りました。
ビーズワックスでフィニッシュ。今更告白する相手もいないので、部屋の飾りかな。
図面化してみました。参考にしてください。参考図-1参考図-2

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