ちゃぶ台

2014/1/12
昔から欲しかった「サザエさん」一家のような丸いちゃぶ台。やっと作ることが出来ました。直径は945mmです。図面-1図面-2
1.材料は木工仲間の西條さんに紹介してもらい、大理製作所でヒノキ材を購入。W250×t30×L2000mmを4枚買って8,000円でした。
2.これを基に図面を描きましたが、昔ながらの跳板で脚を固定する方法だと直径945mmでは高さが305mmが限界なのです。高さ350mmは欲しいのと、重さも抑えるためにハードマンの金具を使うことにしたのです。で、先ずは自動カンナで厚さを25.5mmに揃えます。
3.次にドラムサンダーで研磨します。
4.プレナーで直角を出します。
5.でも、最後は手鉋で仕上げてピッタリ合わせます。
6.1年前に買ったマキタのビスケットジョイナー、やっと出番です。
7.ビスケットは#20を2段に入れます。
8.2枚ずつ接着します。2枚目と3枚目は接着していません。
9.ドラムサンダーで目違いを取ります。
10.接着した2枚の板を更に接着します。
11.円を描いて寸法を確認するためのコンパスです。
12.先端部は角材にシャープペンシルをクリップで掴むだけの簡単な構造です。
13.中心部は仮釘を使ってます。
14.円形への切り取りはバンドソーを使います。以前、木馬作りで制作した治具の登場です。
15.円の中心部に使うスライダー部分です。
16.板の中心に治具のスライダー部分をビス止めします。
17.スライダーを治具に取付けて、切り初めの位置を合わせます。
18.回しながら切り進むと直径950mmの円盤になります。
19.切断面はトリマーで仕上げますが、ここでもバンドソーの治具を使います。テーブルの高さに合わせるように、脚を継ぎ足しています。
20.このビットは半径52mmのRになっています。
21.中心のビス穴は黒檀で埋め木するので、フォスナービットで15mmの座グリをします。
22.次に松材で脚の制作に掛かります。95mm角材を65mmまでバンドソーで落とし、次にプレナーに掛けます。
23.テーブルソーで直角を出します。
24.次にバンドソーで斜めのカットをします。
25.カットした部分に鉋掛けします。
26.脚の外側は丸みを持たせるので、テーブルの端面と同じビットでR加工しています。テーブル裏の補強板を図面通り作って、ピタッと合うかどうか確かめるために脚を仮組みします。
27.補強板は1×4のSPF材を加工してます。やはり補強材の端面角度の微調整が必要でした。
28.表面は水をたっぷり吸わして、しっかりと乾燥させた後でサンディングすると毛羽立ちがなくなります。ヒノキそのままの色でフィニッシュしたかったけど、家内から色を付けて欲しいとリクエストが・・・。
29.選んだ塗料はワトコオイルのチェリー。初めて使った色だけどいい感じです。
30.初めて使った色だけど、なかなかいい感じです。
31.脚を取付けて完成です。
32.脚を折り畳んだ状態です。ハードマンの金具はしっかりしているし、折畳もスムースに出来る優れものです。
想像以上に重いので、頻繁な折り畳みと移動は危険かな。

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