椅子の脚用座繰り治具

2014/11/30
椅子の座面に斜めに穴をあけて、脚を差し込む座繰りが簡単に出来る治具を制作した。小型ボール盤のテーブルに付けて使います。図面です。
1.材料はMDFとゴムの木の積層板です。
2.図面に沿ってMDFに穴あけ。
3.鬼目ナットはバイスを使って平行に押し込みます。
4.位置決め板は直角に取り付けます。
5.丸座面を加工する時には位置決め板を取外すことがあるので、再取付けの時にずれない用に位置決めピンを打ち込みます。穴径は10mmです。
6.10mmのピンを2ヵ所に打ち込んだ状態です。
7.蝶番で上下の板を接続。
8.角度調整ビスの当たり面は、アルミの板で保護。
9.左右の調整ビスを均等に締め込んで、左右の角度のズレをなくします。
10.ボール盤のテーブルを挟むアジャストボルトです。座面を一部カットしています。
11.図面にはないけど2mmのPVC板で角度目盛を作ってみました。ヒンジの中心から223mmのところで目盛を刻んでいます。単位は度です。
12.ボール盤に取付けた状態。いい感じですね。
13.並行用のストッパーを追加。3mmのアルミ板です。
14.ワークに干渉しないように、角度調整ネジは長さ25mmのM8セットスクリューを使います。さぁ、子供用の小さい椅子でも作ってみようかな。

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