モダン仏壇 |
2016/5/15 母親との同居を切っ掛けに仏壇を作ることにした。実家の仏壇は物凄くでかいので、我が家に持ってくるのは大変なもので。図面 |
1.材はアメリカンチェリーで、大阪の「木木」さんから購入し、図面に従いカット完了。 |
2.板幅は140〜200mm程度なので、ビスケットを使って板継ぎをします。 |
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3.クランプを使って何枚か同時に接着します。この後でドラムサンダーを使っ目違いを整えて、やっと材料の完成です。 |
4.先ずは天板と底板のそして側板の蟻継ぎ加工です。先に側板側を加工し、天板と底板はOTOROのアジャスタブルフェンスを使って、微調整しながら掘り進みます。ビットは1/2インチの14°を使っています。 |
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5.飾り桟、中仕切り等の溝加工を行った側板に、スライドテーブルのレールとなる角材を接着。 |
6.扉は端ばめで製作しますので、蟻溝をそれぞれ加工します。ここでは12×10Hのビットを使っています。最後の目違い修正はドラムサンダー掛けです。 |
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7.飾り桟の制作。厚紙に原寸でプリントアウトして材に罫書ます。 |
8.糸のこ盤で切断した後、スピンドルサンダーで仕上げます。 |
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9.扉部分の丁番取付け溝加工。トリマーで罫書に沿って切削した後、鑿で仕上げています。この丁番取付けが、今でも一番嫌いな工程なんです。上下とか隙間とかがビッシと決まらないんだよな。 |
10.本体側は微妙な調整が必要と思い、組立後に行っています。 |
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11.扉のロックは目立たないように、天板の裏側と扉の上部に直径5mmのネオジウム磁石を埋め込んでいます。 |
12.スライドテーブルの取っ手は特に設けず、裏側に4mm幅の溝を切っています。これで十分に引き出すことが出来ます。 |
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13.扉と抽斗用のツマミは紫檀で作ります。 |
14.完成した抽斗。蟻溝はバーモントアメリカンの治具を使って加工しています。 |
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15.ワトコオイル仕上げ。 |
16.本体。ワトコオイルが乾いた後、ビーズワックスを軽く塗って艶出しをしました。 |
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17.りん台置きの制作。材料は鉄刀木です。 |
18.りん棒置き。底に錘をいれて倒れ難くしています。 |
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扉を閉めた外観。 |
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扉を閉めた時のロックは少し弱い。ネオジウム磁石を扉の下側にも仕込んだ方が良いかも。 |
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抽斗の収納高さは39oとしましたが、十分ですね。 |
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スライドテーブルはスムースですが、抜き取り防止のロック機構が必要かも。 |
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ご本尊様をお祀り。 |
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次にご先祖様をお祀り。 |
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