サークルカット治具

2016/8/7
OTOROの製品を参考に、バンドソー用のサークルカット治具を作ってみた。取り敢えずは手持ちのバンドソーBS-1OKに使えるようにしていますが、色んな機種にも適用が出来そうだ。 図面を参考にチャレンジしてください。図面1図面2部品図テンプレート図
1.材料はゴムの木の集成材。10年ほど前に大量に戴いたものです。
2.先ずはTスロットレールが入る中央の一番深い穴をルーターで彫ります。ビットは3/4"。
3.次にメジャーを張り付ける2番目に深い穴を掘ります。
4.最後に5mmの段差部分を掘り下げます。
5.Tストッロレールを仮止めをして、ビスの位置の取り付け位置を確認します。
6.回転部に使うカラー。金鋸で切断した端面を旋盤で仕上げます。
7.これは内カラー。内面をサンディング。
8.ヒンジ部分の板に爪付ナットとカラーを入れた状態。
9.アングルに接続するヒンジ部品。アングルの厚さ部3mmを逃がす段加工。
10.L-30×3アングルの穴加工。皿ビスの頭が出ないように面取りをしっかりとします。
11.ストッパー取付け用のM4タップ。
12.丁番は強度の高い溶接用を使うので、取付け用の穴加工が必要です。
13.スライダーは3tのSS材に1tのアルミ材を瞬間接着剤で貼り付けます。
14.ワークの中心を支えるピン止め用のM4タップ。
15.ピンはM4のキャップスクリューの先端を研磨して、その後で必要長さにカットして使います。
16.スライダをアクリルのカバーに入れるための、穴掘り用ジグを糸鋸で製作。
17.外径10mmのテンプレートガイドを使って穴彫り。ビットは6mmです。
18.アクリルカバーに止めネジ用の座グリ。高温にならないように注意。
19.バンドソーテーブルにステーを仮組をして、取り付け位置のボルト穴と位置決めピンの穴加工。
20.ブレードが通る溝は、治具を組み付けてから現合で切ります。徐々にテーブルを傾けながら、30°の位置まで何度も切削していきます。
21.ステートとかヒンジ部分の組み付け状態。
22.メジャーを張り付けて完成。
使い勝手はなかなか宜しい。活躍しそうです(^^)。

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