留め切り治具-1

2017/6/25
テーブルソーBT3100用の、額縁を作るのに必須な留め切り治具を作った。製作のポイントはワークが45度にピッシと切れて、一定の長さになることです。図面
1.材料はベースがMDFで、45°のガイドがタモ材。これはタモ材を寸法通りに切り出しているところです。
2.MDF板にUHMWのレールを取り付けるための穴加工。3.8mm。
3.スロットレールにUHMWのレールを入れてMDF板を乗せます。テーブルソーのリップフェンスにMDF板を当てて直角を出しておきます。で、3.8mmドリルで下穴位置をマーキングします。
4.マーキングした位置に、皿木ネジ3.8mm×16Lの下穴3mmをあけます。
5.皿木ネジでレールをMDF板にしっかりと締め付けます。
6.反対側のレールも同様の手順で取付けます。このように現合で取付けるとスムースにスライドします。
7.奥側の28mm厚のフェンスを取り付ける穴加工後、座繰りをして3.8mm×38mmのコーススレッドで締め付けます。
8.ここでテーブルソーに乗せて、切れ込みを入れます。
9.タモ剤の端を45°にカット。カットした後で溝加工がまだ終えていないことに気づきます。大きな問題はないけど手順間違いは面白くない。
10.先ずは1/4"ビットでストレートの溝を掘ります。
11.次に1/2"×1/4"HのビットでM6角ナットが入る鍵溝を掘ります。
12.ガイドをMDF板に止めるための穴加工。10mm×深さ7mmの座グリです。位置調整がし易いように皿ではなく丸ビスを使う為です。
13.座の中心に4mmの穴あけ。
14.MDF板にガイドの取付け。45°のゲージを使って、中央の溝と45°ピッタリに合わせます。
15.右側のガイド端を45°にカットすると共に、左側ガイドの余分な部分を切り飛ばします。
16.反対側のガイドは溝の右端に先端を合わせ、ガイドが直角になるように調整して締め付けます。
17.ストッパー。ゴムの木とタモで作りました。
18.ストッパーの裏側には角ナットが見えています。
試し切りしてみたけど、直角がスパッとでて気持ち良く使えます。
これで色々と頼まれている額縁を、スイスイと作れそうだ。

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