留め切り治具-2

2017/8/27
テーブルソーBT3100用の、木口を45°にカットする治具です。前回作った留め切り治具では、ブレードの切断高さ以上の厚さは切断できませんが、この治具では200mmの長さまで対応が可能となります。図面
1.材料は12mm厚のMDF。図面通りにテーブルソーで切り出し。
2.側板に傾斜板の取付け穴をマーキング。
3.側板の穴あけ。
4.側板上部角のR加工。
5.で、いきなり組み付け中。傾斜板の端面45°加工についてはルーターで行いましたが、写真を撮り忘れたので「留め切り治具-1」を参考にし下さい。
6.直角を出して、細軸のコーススレッドで固定。木ネジは細軸を使い下穴をあけないと、傾斜版のビス止め位置が膨らんで平面が出ませんので、注意をしてください。
7.クロスカットスレッドに乗せて、治具の中央とブレードのセンターをしっかりと合わせてから、クロスカットスレッドのフェンスに固定します。
8.全体に切れ込みを入れます。
9.カット後ブレードを後進させた状態。
10.治具の後ろから見た状態。
クロスカットスレッドとの締付ネジは、前回作った治具-1と共用できます。
試し切り。ワークをF型クランプで固定。
45度にスパッと切れています。端面をカットすると、ワークの全長が1mm短くなるのを頭に入れておきましょう。

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