FABOOL laser mini用位置決めガイド

2018/4/1
レーザーで彫刻とかカットする場合には位置決めが重要なポイントとなる。そこでエンクロージャー(保護カバー)のスライドテーブルに直角の位置決めガイドを取付けた。
1.先ずはPPC用紙に原点調整用のデータで50mm刻みの方眼を描く。原点調整用データはここからダウンロードできます。自己責任でお使いください。
2.次に曲尺を用紙に載せ、0,50,100,150の位置がズレテいないか確認し、問題なければ曲尺をマスキングテープで固定する。曲尺は100均で売っているものではなく、厚さ2.5mmのしっかりとしたものだ。
3.3ヵ所に4mmの穴あけ。
4.曲尺を外してM4鬼目ナットの下穴6mmをあける。
5.鬼目ナットのフランジ部を沈める為に、8.5mmの座グリ。
6.M4鬼目ナットを捻じ込んだ状態。
7.曲尺は低頭ビスで取付けるが、低頭でもレーザーカバーに干渉するので2mmほど座繰りをした。曲尺は加工途中にズレないように、ドリルテーブルにバイスでしっかりと固定する必要が有る。ビットは12mm。
8.M4の低頭ビスで曲尺を取り付け。曲尺の取付け穴は6mmにしているので、位置の微調整が可能だ。また、曲尺の内側コーナーはR3で面取りをしている。
9.最後に原点調整用のデータで再度方眼を描き、各位置が合っていることを確認した。内側コーナーの面取り部分には6mmのネオジウム磁石が入り、ワークを押えることが出来る。
10.曲尺の長辺側には内側目盛が刻まれているが短辺側には無い。そこでテプラで内側の寸法を記入した。
11.原点合わせは問題なく出来るようになったがワークを固定するものも欲しくなり、MDF板で直角と直線ガイドを製作した。材料は4mmのMDF、6mmのネオジウム磁石それと1mm厚のアルミ板だ。
12.MDFは4mm厚のものを留継ぎにして直角を出しているので、強度を上げる為にアルミのサネを入れる。溝はジグソーの歯で切ると丁度1mm幅になった。
13.1mm厚のアルミ板を接着した状態。
14.吸着強度を上げる為にネオジウム磁石は3個使った。

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