高速スリングパックゲーム

2020/7/25
youtubeで、楽しそうにボードゲームで遊んでいる動画を発見! どうも5つのパックをそれぞれが持ち、それをゴムで弾いて相手陣地にすべて、先に入れた方が勝ちになるゲームのようだ。小さな盤なのでエアーでパックを浮かせる必要もなく、簡単に作れそうなのでササっと図面を描いてみた。図面
1.材料はずいぶん前にモクモクで買った、センを使うことにした。先ずはプレナーで2辺を直角仕上げ。
2.テーブルソーで21mmに挽き割り。縦引きでこの厚さになるとBT3100では限界に近いな。
3.自動カンナで20mm厚に加工。
4.所定の寸法に切り出してから、留め切り治具を使って45°に加工。
5.底板が入る部分をルーターで加工。ビット径は15mmだ。
6.アリ溝は長材の中央に溝を切るので、トリマーテーブルでは難しい。で、捨て材を挟んでトリマーで加工した。
7.2辺の材を一緒に加工するとズレることはない。
8.4辺の材を接着。
9.底板には5.5mmのシナベニアを使った。滑りがいいように#400でサンディング。
10.枠に底板を接着。
11.これは中央仕切りのアリ加工だがワークの幅が狭いので、クランプで捨て板と一緒に挟んで加工した。
12.アリ溝ビットは12×6mmだ。
13.パックが通過するトンネル部は、テーブルソーで加工した。ワークが小さいと準備も簡単だし、ルーターよりも安全だな。
14.出来上がった中央の仕切り。
15.次はパックの製作だ。大きな黒檀が無かったので、紫檀を29mmにターニング。ルーターレースを使えば正確にターニング出来るが、どっちみち9mm幅にカットするのでノギスで測りながらターニングした。
16.切断はテーブルソーだ。円柱を切る場合はワークが回るとブレードに噛み込んで危険なので、しっかりとワークを固定しましょう。
17.中央の仕切りを接着して、センターラインをマジックペンで記入。
18.ゴムを通す穴は3mmで十分だが、結び目が外に出ないように6mmの逃がし穴をあけている。
19.底板を接着しているので強度が十分だと思うが、飾りにカンザシを入れることにした。
20.カンザシは紫檀だ。
21.何もないと寂しので、ゲームの名前をレーザーマシンで刻印。
22.裏側にはロゴマークも刻印。
23.私の似顔絵いりだが、本物は頭が薄くなって来たのでそろそろ坊主頭に変えなくちゃ(^^)。
24.丸ゴムは黒色を使っている。長さは20cmくらいで丁度よさそうだ。
完成や!!
ゴムはもう少し緩く張った方がいいかも。

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