カンフーバトル(Kung-Fu Battle)

2020/8/29
これまたYouTubeで見つけたユニークな遊びなのだ。ちょうど6歳の孫が「鬼滅の刃」にハマっているのでサクッと作ってみた。図面-1図面-2
1.先ずは人形の足となる円盤の製作だ。厚さ2mmの黒色PVCに、ロータリーコンパスカッターで直径29mmの罫書。
2.次にセンターに4mmの穴あけ。
3.糸鋸盤で切り抜き。
4.切り取った円盤をM4のビスで締め付けて、三つ爪チャックで掴み外周を旋削。
5.人形の足が完成した。
6.本来人形の材料には竹を使うが、今回はPVCのパイプを使うことにした。外形10mm×内径6mmの黒と白、それにこのパイプの中に入れる透明のパイプは6mm×4mmだ。
7.自作の小型テーブルソーで所定の長さに切断。
8.念のためブレードはプラスチック専用に代えている。
9.切断したPVCパイプ。バリが少し出てるようだ。
10.人形の手脚のパーツは、内側に補強のための透明パイプを瞬間接着剤で取り付けた。
11.端面のバリ取り加工。
12.胴体のパーツに4mmの穴あけ。ここには腕から来た紐が通る。
13.パーツを並べてみた。黒と白に分けるより交互に並べた方が良さそうだな。
14.人形の各パーツを繋ぐ紐は直径2mmのポリエステルを使った。
15.PEsの紐の片側を投げ縄結びにして、その紐の反対側から腕-腕-胴上-胴下の順に通すとこうなる。
16.次に左右の脚とベースの円盤を通すと人形らしくなってきた。
17.顔は無しでもいいかなと思っていたが、孫のおもちゃ箱でバスボールから出てきた「リュウソンジャー」の人形を発見!。で、この首を取り外して外形6mmの透明PVCパイプを接着した。この首が抜けるとゲームオーバーのルールになりそうやな(^^)。
18.ここからはバトルの舞台となるテーブルの製作だ。材料は厚さ9mmの合板だ。
19.45度のガセットプレートは留め切り治具を使って切断。
20.切り出したパーツ類。
21.リングの雰囲気を出すために天板に「Kung-Fu Battle」の文字をレーザーで刻印した。
22.組立には木工ボンドとφ2.2×20Lの木ネジを使った。
23.ガセットプレートが少し大きすぎたので、人形の操作の邪魔になるかも…。
24.人形が持つ剣は厚さ2.5mmのタモ材を使った。レーザー出力3.5W 100%、スピード200mm/min、加工回数5回で綺麗に切断できた。
25.剣の雰囲気を出すために刃の部分をシルバーメタリックで塗装。その後柄の部分を黒色塗装した。
26.投げ縄結びにした手に剣を握らせて、ステージのスリットに紐を通すとバトルの準備完了や。
ステージの下から紐を引っ張るとこのように立ち上がる。実際のバトルは動画を見てください。

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