携帯箸用スライドケース |
2020/11/8 数十年来、昼食は社員食堂で摂ってきた。そんな中コロナ禍で食堂も弁当になり、時間差喫食で静かな昼休みとなってしまった。家内が作る孫の弁当は以前から気になっており試しに「旨そうやなぁ」とつぶやいてみたら、意外にも「作ろうかぁ」と返ってきた。で、早速楽天でわっぱ弁当箱と携帯箸を購入してしまったのだが、携帯箸を入れるケースがない。買ってもよかったのだが、スライド式のケースを自作してみたのだ。図面 |
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1.材料はハンノキとタモの2種類を使った。先ずは19mmのストレートビットで溝切。 |
2.スライドカバーもこの材料から作る為に、幅広の材料を使っている。また、溝は図面より長めに切っている。 |
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3.3/8”のキーホールビットで、カバーを入れるための深さ1mmの溝加工。 |
4.厚さ5mmのカバーを切り出した後、縁の部分を厚さ4mmに調整。 |
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5.カバーを差し込んだ状態で、全体の長さを140mmにカット。 |
6.図面左の縁板は、接着だけでは長期の使用に耐えられないので、ピンを打って補強することにした。 |
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7.ピンは2mmの竹ひごを使うが、あいにく3mmしか無かったのでフラットバーに2mmの穴をあけて、即席の竹ひご抜きを作った。意外と綺麗に整形できるものだ。 |
8.竹ひごを打ち込んでサンディング仕上げ。 |
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9.カバーの指を引っ掛ける窪みは、彫刻刀で彫り込んでいる。 |
10.出来上がった塗装前のケース。上がタモ材で手前側がハンノキだ。 |
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11.カバーが軽く動くので、揺すった時にスライドしそうになる。そこで本体と蓋にネオジウム磁石を仕込むことにした。これは楽天で購入したもので、直径2mm、厚さ1.5mmだ。 |
12.本体のスライドカバー入り口の縁板に1.5mmの穴あけ。 |
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13.カバーの部分に1.5mmの穴あけ。この穴はほんの少し外側にオフセットしているので、カバーが奥までカッチと入る筈だ。 |
14.マグネットの接着には、2液性のエポキシ接着剤を使った。 |
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水洗い出来るように、木固めエースで塗装した。 |
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携帯用のつなぎ箸を入れた状態。丁度いい感じで収まっている。 |
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気固めエースを塗ったら、スライドする時にシュッ、シュッと音がするようになったのが少し気になるなぁ(^^)。 |
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