テーブルソーBT3100 アウトフィードサイド集塵ポート

2023/11/19
テーブルソーBT3100にはルーターテーブルも付属している。ルーター用のフェンスに接する面を切削する場合は、フェンス付属の集塵ポートから切粉を捕集できるが、ワークの中央を切削する場合は切粉が床に飛び散ってしまう。そこで床に落ちる前に切屑を集塵するアウトフィードサイド集塵ポートを作ってみた。集塵の説明図です。製作用の図面です。
1.材料は厚さ9mmと5.5mmの合板。図面通りにテーブルソーで切断。
2.テーブルと一部干渉する部分をルーターで切削。
3.テーブルのアルミフレームに差し込む、FBを取り付けるための6mm穴あけ。
4.コーススレッド用の穴あけ3.2mm。
5.厚さ9mmの合板への接続部分はΦ3.3×25Lのコーススレッドを使っている。
6.ステー取付用の穴あけ。
7.ステーの角度切り。
8.取敢えずテーブルに取り付ける部分の組立完了。
9.VU65の塩ビパイプを取り付けるΦ76穴のマーキング。
10.糸鋸盤でカット。少し小さめに切っている。
11.自作スピンドルサンダーで、塩ビパイプが入る丁度いい穴径に調整。
12.これはテーブルのアルミフレームに差し込む25×3tのFB。M6タップ用に5mmの下穴。
13.金鋸で長さ20mmに切断。
14.M6タップ。スパイラルタップを使うと、タップが折れる心配は無い。
15.完成した差し込みプレート2枚。
16.これは差し込みプレートの下に入れるスペーサー。8mm厚さの桜材に6mmの穴あけ。
17.切断巾が狭いので、ディスクサンダーで所定の幅に仕上げた。
18.出来上がったスペーサー2個。
19.集塵ホースを差し込むVU65パイプ。図面より少し長めに切断。
20.木工旋盤のバンタムチャックで内側から把持し、ダイヤルゲージで芯だし。
21.端面を平らに旋削。
22.ワークをひっくり返し、反対面も平らに旋削。
23.各パーツを接着。
24.差し込みプレートとスペーサーをM5×20Lの六角ボルトで固定。
25.2ヵ所のプレートが平行になるよう調整して、本締め。
26.塩ビパイプをエポキシ系2液接着剤で固定。
27.24時間放置して、接着完了。
28.さぁ、テーブルに装着してみよう。写真では判り難いですが、FBをアルミフレームに差し込んでいるところだ。
29.フェンスの固定レバー迄差し込んだところ。詳しくは動画を見て欲しい。
30.下から見るとこんな感じだ。
幅が200mmで丁度いい大きさだ。
出っ張りが少ないので、常設しても問題ないレベルだ。

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