サムソナイト2輪キャリーバッグの車輪交換 |
2024/3/24 2019年に購入したサムソナイトのキャリーバッグ(エッセンシスプロローリングトート)の車輪がガタガタになって来た。本体はまだ綺麗なので似たような車輪をネットで購入して、交換してみた。図面 |
![]() |
![]() |
|
1.これがサムソナイトのエッセンシスプロローリングトート。2019年4月に購入して年間120日ほど出張に使っているので、600日近く一緒に全国を移動したことになる。 |
2.本体はまだまだ綺麗で使えそうだが、車輪がガタガタになってきて、いやな音がするので車輪だけを交換することにした。 |
|
![]() |
![]() |
|
3.これが楽天で購入した、とあるメーカーの交換車輪だ。外径は80mmと少し大きいが何とか取り付けられそうなので、思い切って購入したのだ。 |
4.送られた箱には車輪2個とシャフト2本にUナット・ワッシャーが入っていた。車輪の回転で緩まないように片方は左ネジになっている。また、車輪には薄型ボールアリングが仕込まれているように見える。 |
|
![]() |
![]() |
|
5.最初にバッグ内側のメンテナンスファスナーを開けて、車輪取付部を覗けるようにします。 |
6.内側のプラスチックカバーを固定している、3本のビスを取り外します。 |
|
![]() |
![]() |
|
7.取り外した内側のプラスチックカバー。 |
8.取り外した車輪が取り付けられているプラスチックカバー。少しひねりながら引っ張ると簡単に外れる。 |
|
![]() |
![]() |
|
9.本体にはこのように穴が空いているので、雨の日に深い水溜りを引っ張ると、浸水してしまう。 |
10.車輪シャフト先端が、カバー内側に見えている。 |
|
![]() |
![]() |
|
11.この構造からすると8mmのシャフトの先端に座グリをし、カシメているようなので、ここをサンダーで削ればシャフトが抜けそうだ。 |
12.ディスクサンダーは大き過ぎて入らないので、ドリルに砥石を取り付けてカシメ部分を削り落とすことにした。 |
|
![]() |
![]() |
|
13.8mmのシャフトが見えて来るまでサンディングして、シャフト部分を叩くと簡単に外すことが出来た。 |
14.分解した車輪部分と外側プラスチックカバー。 |
|
![]() |
![]() |
|
15.車輪シャフトは8mmで外径12mmのカラーが付いている。 |
16.プラスチックカバーのカラーが入っていた部分は12mmの座グリになっている。 |
|
![]() |
![]() |
|
17.寸法を測ってみると、座グリ部分は直径12mm×深さ8.5mm。で、購入した車輪のシャフトカラー出っ張り部分が、直径12mm×長さ11mm。ジャストフィットと云うかまさにシンデレラフィットだ(^^)。 |
18.車輪を取り付けてみると若干シャフトが短いようで、Uナットまでギリギリだ。Uナットは緩まないと思うが、念のために瞬間接着剤を少し垂らしておこう。 |
|
![]() |
![]() |
|
19.車輪シャフトのUナットが、内側カバーに干渉しないか確認。ギリギリセーフで問題なく組立出来そうだ。 |
20.外側のカバーを取り付けて、内側プラスチックカバーをビス3本で取り付ければ交換完了だ。 |
|
![]() |
![]() |
|
21.反対側の車輪交換も同様の手順で実施。ただ、こちら側は車輪が左回転するので、左ネジのシャフトを使っている。 |
22.車輪全面部。もしまた車輪交換するようなことになれば、この外側カバーを外さずに内側カバーだけ外せば交換が出来ると思う。 |
|
![]() |
||
純正品のように納まって、全く違和感はない。 |
||
![]() |
||
車輪直径が純正品より5mmほど大きいが、カバーに当たることもなくスムーズに引っ張ることが出来る。 |
||
| 番外編 | ||
![]() |
![]() |
|
1.設計屋の性で、古い車輪がどんな構造になっていたか確かめてみることにした。 |
2.車輪外側のロゴが入ったカバーを外すと、シャフトが抜ける構造になっていた。 |
|
![]() |
![]() |
|
3.段付きのシャフトで車輪部は3/8インチ、外側カバーに差し込む部分は8mmになっている。 |
4.車輪にはベアリングは入ってなく、耐摩耗のカラーが打ち込まれているようにも見える。何れにしてもこの部分が摩耗してガタガタになったようだ。 |
|