刈払機用チップソー研磨機 |
![]() |
![]() |
|
1.ダイヤモンドホイールはホームセンターで買った、Three Hand社の直径100mmディスクサンダー用を使うことにした。ホイールの内径は20mmだが、内径15mmのブッシュが付属している。 |
2.先ずはベビーモーターにダイヤモンドホイールを取り付ける部品を作るのだが、材料はM12のボルトナットとM10用の大型ワッシャーだ。図面-1に構造が記載している。 |
|
![]() |
![]() |
|
3.ダイヤモンドホイールが入る部分はフラットにしたいので、ネジの一部をハンダで埋める事にした。 |
4.旋盤でハンダ盛りした部分を旋削するために、木工旋盤のチャックを3つ爪に代えてチャッキング。 |
|
![]() |
![]() |
|
5.ボルトの頭を掴んだ方がいいのでチャッキングし直して、パーティングツールで直径12mmのフラットに旋削だ。 |
6.ハンダ盛りの端が少し汚いけど、特に問題は無いと思う。 |
|
![]() |
![]() |
|
7.HCで見つけた外径が大きくて厚いM10の平ワッシャー。内径を10mmにするため、ボール盤のバイスに捨て板を敷いて固定。 |
8.12mmのドリルで穴を拡張。 |
|
![]() |
![]() |
|
9.ダイヤモンドホイールの内径15mmブッシュを12mmのボルトに取り付けるにはアダプターリングが必要になる。丁度いい部材は無いかと淳くボックスを探ると、ベークライトの丸棒が出てきたのでこれを加工することにした。先ずは12mmの穴あけ。 |
10.外形を15mmに仕上げてパーティングツールで幅3mmにカット。 |
|
![]() |
![]() |
|
11.出来上がったスペーサーリング。 |
12.ダイヤモンドホイールと付属のブッシュ。 |
|
![]() |
![]() |
|
13.ブッシュは段付きになっていて、段の外側にダイヤモンドホイールが入る構造だ。 |
14.スペーサーリングをブッシュに挿入。丁度いいハメアイ具合でピッタリだ。 |
|
![]() |
![]() |
|
15.次はM12ボルトへの穴あけ加工だ。最初にセンタードリルで中心にマーキング。 |
16.6mmのドリルで穴あけ。 |
|
![]() |
![]() |
|
17.ベビーモーターのシャフトは7.3mmと中途半端なので、新たに通販でドリルを購入した。 |
18.7.3mmの穴あけ。新しいドリルはよく切れるわ。 |
|
![]() |
![]() |
|
19.ヤスリから手作りした、シカラップで穴あけ部分の面取り。 |
20.反対側も同様に面取り。 |
|
![]() |
![]() |
|
21.ボルト頭に、回り止め用のM4下穴3.3mm。 |
22.M4タップ。 |
|
![]() |
![]() |
|
23.ナット側にも同様に下穴3.3mm。 |
24.M4タップ。 |
|
![]() |
![]() |
|
25.M4×5Lのホーローセットを捻じ込み。 |
26.バイスにM12ボルト頭を固定し、平ワッシャーで挟んだダイヤモンドホイールとブッシュを入れてM12ナットで締付。 |
|
![]() |
![]() |
|
27.ベビーモーターシャフトに組み立てたダイヤモンドホイールセットを差し込み、ボルト側の回り止めM4ホーローセットで固定した後、ナット側のゆるみ止めM4ホーローセットを捻じ込み。 |
28.ベビーモーターを回してみたが、振動もなくいい感じで試運転出来た。ただ、ベアリングから時々異音がしているようだ。 |
|
![]() |
![]() |
|
29.これは1995年に作った磯浮子製作用の木工旋盤の残骸だ。ベビーモーターもここに設置されていたものだ。 |
30.古いものは活用したいので部品を全て取り外して、ベースの板だけを有効活用することにした。 |
|
![]() |
![]() |
|
31.このままでは大きすぎるので、幅430mmにカット。 |
32.溝になっている部分を真っすぐに修正。29年前はパワーツールを持っていなかったので、手鋸で切ったため直線がガタガタになっていたのだ。 |
|
![]() |
![]() |
|
33.溝の短辺部分は糸鋸盤で直線に修正した。 |
34.溝を埋めるための部材を余ったベース板から切り出し。 |
|
![]() |
![]() |
|
35.木工ボンドで溝板を接着。 |
36.ベース板の裏につける脚板は端材の角材で作ることにした。 |
|
![]() |
![]() |
|
37.脚取付用のビス穴3.3mm。 |
38.座グリ。 |
|
![]() |
![]() |
|
39.3.3×38mmのコーススレッドで脚をテーブルに取り付け。 |
40.以前のモーター取付穴をダボ栓で塞ぎ、軽くサンディング。 |
|
![]() |
![]() |
|
41.モーターベースを取り付ける8mmの穴あけ4か所。 |
42.これはスライドパックを取り付けるM8ボルト用の下穴6.5mm。 |
|
![]() |
![]() |
|
43.M8タップ。 |
44.裏側からM8×35Lのボルトを捻じ込み。 |
|
![]() |
![]() |
|
45.テーブルに突き出たM8ボルトがスライドパック取付のピボットとなる。 |
46.モーターベースをM8×40Lのボルトナットで取付。 |
|
![]() |
![]() |
|
47.SWボックスを取り付けるとそれらしくなって来たな。 |
48.チップソーをスライドさせるパーツには、このスライドパックを切断して使うことにした。 |
|
![]() |
![]() |
|
49.THKのFBW50110だ。以前、木工旋盤のルーターレース治具を作った時の余ったパーツだと思う。。 |
50.スライドパックのレール部分を長さ230mmにカット。 |
|
![]() |
![]() |
|
51.取付用の8mm穴あけ。 |
52.ピボットは蝶ナットで締め付けるので、エッジで怪我をしないように、その横のレール端をRに加工。 |
|
![]() |
![]() |
|
53.これで安全に使用できる。 |
54.スライド部の抜け止めボルト用のM5下穴4.2mm。 |
|
![]() |
![]() |
|
55.M5タップ。 |
56.M5×15Lのキャップスクリューを取付。弛み止め用に、Wナットで締め付けている。 |
|
![]() |
![]() |
|
57.ベース板にスライドパックを取り付けてみた。いい感じだ。 |
58.ここからはスライドパックにチップソーを乗せるための、アタッチメントの製作だ。 |
|
![]() |
![]() |
|
59.丁度幅が85mmの角材(たぶんタモ)が有ったので、プレナーで片面を平面に加工。 |
60.自動カンナで厚さを33mmに加工。 |
|
![]() |
![]() |
|
61.長さ125mmにカット。これがスライドパックに取り付けるアタッチメントになる。 |
62.もう一枚125mmの長さにカット。 |
|
![]() |
![]() |
|
63.もう1枚の方を厚さ14mmにカットするのだが、一発で切断すると危ない予感がするので、先ずは45mm深さで切込みを入れた。 |
64.次にひっくり返して切断。 |
|
![]() |
![]() |
|
65.切断面には微妙な段差が有るので、自作ディスクサンダーでサンディング。 |
66.9mmの座グリ、深さ11mm。 |
|
![]() |
![]() |
|
67.5mmの貫通穴あけ。 |
68.コーナーをR加工。 |
|
![]() |
![]() |
|
69.スライドパックに取り付けてみた。 |
70.チップソーが入るシャフトは紫檀の丸棒が有ったので、これを加工することにした。 |
|
![]() |
![]() |
|
71.直径25.4mmにターニング。 |
72.長さ26mmに切断して、端面を20mmにターニング。 |
|
![]() |
![]() |
|
73.上部アタッチメントの中央に1インチの貫通穴あけ。 |
74.下部アタッチメントはシャフトを取り付けるための20mmの座グリ。深さ3mm。 |
|
![]() |
![]() |
|
75.座グリの中央に4mmの貫通穴あけ。 |
76.下部アタッチメントの裏側を三角座グリ。 |
|
![]() |
![]() |
|
77.コーススレッドで紫檀のシャフトを固定。 |
78.下部のアタッチメントが完成だ。 |
|
![]() |
![]() |
|
79.位置決めピン用の10mmの穴あけ。 |
80.10mmの丸棒を接着。 |
|
![]() |
![]() |
|
81.のほほんさんから頂いたアサリがない鋸で切断。 |
82.アタッチメントを組んで、段差が無いようにサンディング。 |
|
![]() |
![]() |
|
83.ここからはスライドパックの回転方向のストッパーの製作だ。25×25×3のアングルを20mm幅に切断。 |
84.アングルの1辺を長さ15mmに切断。 |
|
![]() |
![]() |
|
85.M4の下穴3.3mm。 |
86.M4のタップ加工だが、少しでの斜めになると長いネジが狙いの場所に当たらないので、ボール盤で最初の何山かを捻じ込んだ。 |
|
![]() |
![]() |
|
87.ボール盤から外してタップ加工。 |
88.取付用のビス穴あけ。 |
|
![]() |
![]() |
|
89.ベルトサンダーで角をR加工。 |
90.塗装 |
|
![]() |
![]() |
|
91.ストッパーはM4貫通化粧ナットとM4×60Lの丸ビスの組合せにした。 |
92.化粧ナットが緩まないように瞬間接着剤で固定した。 |
|
![]() |
![]() |
|
93.ストッパーをベース板に木ネジで取付。 |
94.これは左上のストッパー。 |
|
![]() |
![]() |
|
95.チップソーの端面研磨時の位置。 |
96.チップソーの外周研磨時の位置。 |
|
![]() |
![]() |
|
97.スライドパックの直進方向の位置決めは、ダブルクリップで代用してみた。 |
98.ベビーモーターを回してみると、嫌な音がする。そこでここからグリスアップをすることにした。 |
|
![]() |
![]() |
|
99.グリスポンプは持っていないので、100均で買ったシリンジで注入することにした。 |
100.以前、ディスペンスノズルメーカーから貰ったノズルの中で、グリス注入口より少し大きいノズルを選んでシリンジに装着した。 |
|
![]() |
![]() |
|
101.モリブデングリースを吸引。 |
102.注入口に当てて押込むと、見事にグリースは入っていった。 |
|
![]() |
||
何年も使ってボロボロのチップソーで研磨試験。先ずは端面の研磨。 |
||
![]() |
||
外周を研磨する時にはスライドパック上部を外して、スライドパックを左回転させストッパーに当てる。 |
||
![]() |
||
チップソーを裏返してセットし、外周を研磨する。 |
||
使ってみるとクリップを使ったスットパーが少しづつズレて来るので、しっかりと止まるストッパーに作り直した。 |
||
![]() |
![]() |
|
106.13mm角のキー材が有ったので、端面にカットグラインダーでスリットを入れた。これはスライドパックに差し込むための溝だ。 |
107.M5の下穴4.2mmの穴あけ。 |
|
![]() |
![]() |
|
108.M5タップ。 |
109.長さ15mmに切断。 |
|
![]() |
![]() |
|
110.塗装。 |
111.M5×10Lの六角穴付きボルトを取り付け。 |
|
![]() |
![]() |
|
112.スライドパックの片側に取り付け。 |
113.何回かストッパーに当ててみたが、ズレる気配はない。グッドだ。 |
|