播種用各種治具

2024/11/9
家庭菜園で玉ねぎとかシシトウのような小さい種を播種する時に使う、治具を製作してみた。治具は3種類で、1番目は種を蒔く窪みを付ける治具、2番目は種を落とす楊枝で、3番目は種を入れるシュートだ。
図面
1.最初に種穴治具の製作だ。材料は庭で伐採した花梨の枝を使った。植えてから26年経過したが、虫が入ったので根元から伐採した木の枝なのだ。
2.枝を200mmくらいの長さにカット。
3.木工旋盤の三つ爪チャックで掴み、片側を直径23mmにターニング。
4.ワークを反転して掴み、同じようにターニングした後、先端を90度にターニング。
5.また、ワークを反転させて先端を120度にターニング。
6.次は種を落とす治具の製作だが、材料は竹を使った(写真の上部)。
7.三つ爪チャックで掴みワークの頭を回転センターで押して、直径4mmから先端は尖るようにテーパーを付けてターニング。
8.完成した竹の丸棒。楊枝の親分みたいなものだ(^^)。
9.竹部分が直径4mmと細いので、取っ手部分を大きくすることにした。使うのはこれも庭の紅葉を枝打ちしたものだ。
10.三つ爪チャックで掴みワークの半分を、直径7mmにターニング。
11.ワークを反転させてチャッキング。
12.テーパーを付け乍らターニング。
13.4mmの穴あけ。
14.竹の棒を差し込んで完成だ。
15.最後に種を入れて蒔く治具(シュート)の製作だ。材料は檜の切れ端。
16.ルーターテーブルで90度のV溝切り。
17.深さ10mmのV溝が完成。
18.Rになっている溝の端を彫刻刀で四角に切込み。
19.端をR10にサンディング。
20.万能接着剤セメダインスーパーX2で、アルミアングルと取手部分を接着して完成だ。
完成した治具類。水に濡れるのでウレタン塗装仕上げとした。

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