ロッドラック

 1999/09/15
約1000×220mmくらいの楠の単板が手に入った。ちょうどFly Rodのラックにいい寸法なので作ってみた。
ロッドを乗せる部分は鱒の頭と尻尾をイメージにして、リールを置く部分は鱒が跳ねているのを想像し、1×4と2×4材の木端にラフにスケッチし糸ノコ盤で慎重に切り抜く。
背面になる楠にはドリルとノミを使って差込用の各穴を2箇所あける。樟脳の匂いがして頭がクラクラになる、いい気分だ。

仮にロッドとリールを置いてみたら何となくさびしいので、テンカラロッドも置くように急遽変更する。同じようにアメゴをイメージし、チョット小ぶりの頭と尻尾を切り抜いた。単板も同じように加工する。
仕上は木刻オイルを塗って耐水ペーパーで仕上る。これを2回繰り返した。本当はワトコオイルにしたかったのですが、残念なことに徳島では手に入らない・・
型 紙



頭と尻尾の部分はステインを塗って仕上ています。塗らなかった方が良かったかもしれませんが、まぁアクセントになって良いとしよう。
最後は木工ボンドを少し塗って穴に差し込む、吊金具を取り付ける。これで完了だ。
ここまでで2日間、費用はほとんどかかっていません。
リール受け台の鱒の目はマチバリを使いました。魚を切り抜いていたら、カービングがしたくなってきました。忙しくなりそう(^^)。


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