ガラス細工

 2001/09/09
ドゥーパでウィスキーの空き瓶をカットし、サボテン鉢にするのが紹介されていましたので、挑戦してみました。
ガラス工芸(Glass Engraving)を工法で分類すると、ダイアモンドポイント彫り(Diamond point engraving)、グラヴィール(Gravure,Wheel engraving)、カット(Cutting)、サンドブラスト(Sand blast)、エッチング(Etching)の6種類に分かれるようです。


ここで紹介するのは 小型のトリマに、ダイアモンドビットを取りつけてガラスの表面を傷つける工法です。
先ずガラスに油性マジックで切り取り線を描きます。ヒンジなんかを取りつける場合は穴あけ位置もちゃんとケガキましょう。
最初の準備はガラス瓶が入るトレイを用意して、瓶の表面が浸る程度水を入れます。次に瓶を水に沈めてヒンジの取りつけ孔と切り取り始めのビット挿入位置にも孔を空けます。
この時は先丸のダイヤモンドビットを使います。水の中で切るのは発熱による破損を防ぐ為です。


孔が空いたら、ビットを円柱形に替えてケガキ線に沿ってきり進みましょう。必ずビットを直角にあて細かく上下に動かしながら切り進むことが大切です。
また、引く時に勢い余ってビットが飛び出してガラス表面に当たると、傷が残り後で修正できませんので注意してください。
切り取った後は金具類を取り付けてるだけですが、余り堅く締めると瓶が割れます。ゴムを挟むのもいいでしょう。


苦労して作ったけど、玄関に置いてあったのを妻が倒してしまい、一部が割れてしまいました。
さぁ、もう一回チャレンジだ(^^)。


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