ベビーチェア

2007/12/30 2台目を製作した。


4番目の孫のためにもう一脚追加した。今回は2×4と1×4材で作成した。



テーブルは前回のものを流用している。



転落防止のベルトが追加された。



実和も新しいチェアでご機嫌です。


2002/04/29
子供の成長に応じて座面の高さが変えられる椅子を作ることにした。
また、この椅子を使うのはせいぜい3〜4年くらいなので、その後は植木鉢でも置けるような形を考えてみました。
材料は安くて手に入りやすい2×4と1×4の組み合わせを基本としています。
Paintshopで出来上がりイメージを書いて重い腰を上げるきっかけにしたのですが・・・。











2002/05/6
スケッチを元に簡単な図面を描きました。足置きのステップと取り外し可能なテーブルが追加されています。
図面-1
図面-2



2002/05/12
余り物の端材を掻き集めて製作開始です
。 先ず、2×4材を2分割してメインポストに使います。丸鋸ガイドを装着すると真っ直ぐに綺麗に切断できます。


4本のメインポストが出来たら、先端を22.5°と67.5°に切り揃えます。2本重ねてスライドソーで切ると同じ寸法のポストが出来ます。
2本づつダボで接合してから座面が入る溝の切断位置をケガキます。おっと接合するその前に背もたれが入る溝を切っておきましょう。
ケガク時には垂直のポストを基準にして、サシガネで線を引くと斜めのポストにも正確に線を入れることが出来ます。


いよいよ溝入れに入りますが、工具は日立のトリマM6、ビットはΦ12×25Lを使います。
作業台の穴にM12のボルトを挿し込みワークをしっかりと固定してから作業に掛かることがポイントです。
固定が不十分だと切削ミスや怪我の原因となります。面倒でも手抜きをしないで固定してからトリマ作業に入りましょう。
図面では19mmの座板を使うことになっていますが、たまたまライティングデスクの残骸がありその中に22mmの板があったので、ここではその板を使うことにしました。


左右対称のポストが1対出来上がればあとは簡単なものです。
背もたれと一番下の板をコーススレッドで固定し、その穴をダボで塞ぎ、次に肘掛をダボ接合するだけです。
尚、背もたれの大きいRは1mの鋼尺を曲げて適当に線を引きました。
また、テーブル固定用のダボΦ12mmも予め打ち込んでいたほうがいいでしょう。



2002/05/19
さて、最後のパーツ足置ステップとテーブルの製作です。
テーブルは9mmのシナベニアと12×40mmの杉板で製作しました。本体に打ち込んだダボでテーブルが反転しない構造になっています。


収納する時にはテーブルを裏返して、本体の裏側からダボに吊り下げるかっこうになります。
仕上げはワトコを塗っただけですが、なかなかいい感じでしょう。
座面は前述したようにデスクの残骸を使ったので色合いが違っています。 反省点は足置きステップが少し短かった事です。あと50mmくらい長くした方がいいと思います。
まぁ、取り外し可能なパーツなので、作り直しても大したことは有りませんけどね。


私は端材で作りましたが、材料を購入したらおそらく費用は3,000円位になると思います。

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