掃除機用の集塵タンク

赤外線リモコン
2004/12/12
吸引ホースに手元スイッチを付けて使っていたが、バンドソーやスライドソーにホースを接続して使う場合は、ちょっと使いづらいと思っていた。
その時偶然に楽天で「赤外線リモコンコンセント」なるものを発見し、即購入した。1980円だった。ところがコンセントの最大負荷は800Wなのに、掃除機のモーター容量が1000Wだと気が付いた。
そこで、マグネットスイッチを介して掃除機を起動する回路を組んだ。
体裁なんか付けていない。箱なしで天井の梁に直付けです。



スイッチは薄くて軽いが、スティック状の方が持ち易くより使いよいかな思いますね。裏側にはマグネットシートを貼り付けた。機側にピタッと張り付くので操作はし易いし、紛失する心配もない。



集塵タンク改造
2004/5/30
通常のペール缶では容量が小さいので何とかしようと思っていたら、内径380mm、高さ580mm、有効容量65gの空き缶を頂いた。念じてみるものだ。
最近、巷ではサイクロンタイプの集塵装置自作が流行っている。この類の装置設計は私の本業なので作ろうかなと心が動いたが、結局は重力沈降式の簡単な構造を選択した。
最小分離径を小さくするには圧損を犠牲にしなければならないし、最終的に掃除機のバッグフィルターを残すのであれば意味は無いと判断したからだ。
と、もっともらしい言い訳をしているが、本音は作るのが億劫だっただけです。



細工は簡単だ。上蓋にノズルを2個取り付けるだけだ。とは云うもののインレットノズルは気持ちだけ接線方向に向けて取り付けている。
ノズルは以前作ったペール缶から取り外して、再利用した。また、黄色い部分はグルーガンでシールをしているからです。
因みにクリーナーはGREATOOL製GTVC-980、吸引量1.62m3/min、真空度1600mmAqです。耐圧(外圧)は計算上1315mmAqしかない。でも、S/Fを4みているので何とか持ちそうだ。




アウトレットノズルの内側には、クッキーの空き缶を利用したセパレーターを取り付けている。
効果の程は判らない。気持ちだけかも知れない・・・



粉塵爆発防止のため、アースは確実に設けましょう。
写真には写っていないが、このクリップの先がアースされ、更にホースの外側に巻きつけている針金につながっている。
2008年8月。KERVの集塵機を手に入れたので、このタンクも不要になりヤフーオークションを経て、岡山に嫁に行ってしまいました。




木工旋盤用には中古で購入した、スイデンのジェットスイファンSJF-208-IVを使って排気している。
500円だったかな・・・
100V、165W、風量は18m3/minと申し分がない。
屋外には簡単なバスケットを置いている。



自在の位置で固定できるフレキシブルホースは使い勝手がいい。
この先に延長ダクトホースをつけて、バンドソーとかサンダー作業の粉塵も排気している。




集塵タンクその1
2002/10/13
掃除機のホースを延長してトリマやスライドを使っているが、すぐにタンクが満タンになるので集塵用のタンクを製作した。
材料は20リットルのペール缶2個と内径6mmのゴムホース1.2mだ。ペール缶は蓋付きでクランプ仕様です。
先ず最初にホース接続口を作ります。0.5mmのトタン板を丸めて半田付けします。



次はぺール缶の底と胴の部分に穴をあけます。私はシャーシーパンチを使いましたが、ドリルとハサミでも簡単に出来ます。



最初に作った接続口を取り付けます。内側はこんな感じです。半田付けもします。



外側はグルーガンで仕上げました。念の為です。



ペール缶の蓋を切り刻んで、吸い込み口の内側に邪魔板を取り付けます。埃がショートパスするのを防ぎます。
また、底側が上になりますので取っ手も付け替えましょう。これで1個目の缶の加工は終了です。



下側になるペール缶の上(縁の部分)にハサミで切り開いた6mmのゴムホースを被せます。部分的にボンドG17で接着すると剥がれません。
このゴムホースがガスケットの役目をします。



2個のペール缶の接続には蓋に付いていたクランプを使いますが、そのままでは入らないのでトンカチでクランプを叩いて広げます。


接続するとこんな感じになります。切り屑は上の缶の横から入って下の缶に溜まります。上の口は掃除機側のホースを差し込みます。
これを使いだしてから掃除機のフィルターの目詰まりが少なくなり、また取り出しも楽になりましたねぇ。


手元スイッチを付けました。