中華風 回転テーブル

2003/12/7
前々から思っていたが、楽しい食卓には遊び心も必要だ。
ゴミ捨て場から拾った10o厚の塩ビ板と、息子がどっからか貰ってきた回転ユニットを使い回転テーブルを作ることにした。
この塩ビ板直径が820oもある。


最初は回転ユニットを隠すためにかぶせる円盤の製作だ。
30oの松の板を雇い核平継ぎで接合し木工旋盤で形を整えるのだが、木工旋盤が有ると鼻歌交じりでスイスイと出来る。
なんて調子よく削り過ぎて中子が出てきてしまいました。(;_;)
因みにチャッキングはフェイスプレートを使っている。




円盤に回転ユニットと塩ビ板をM6のビスで止めるために、爪付ナットを埋め込んだ。
φ7oで穴をあけた後、爪の部分が沈み込むようにノミで座グリをします。


爪付ナットを叩き込むとこんな感じだ。
表裏計8ヶ所です。写真は塩ビ板を乗せる表側。



脚の部分は長さ600mmの楢材の端切れで作った。継ぎは相欠きを採用した。
バンドソーがあればこんな切断も難なく出来る。



先に脚の上に回転ユニットをネジ止めします。
ここではM6×20Lのタッピングボルトを使った。




次に裏返して円盤をM6×20Lのボルトで固定します。





塩ビ板から透けて爪付ナットとかボルト穴が見えないように円盤の表面には白色のデコラを貼り付けた。


最後に塩ビ板をM6皿ビスで固定して出来上がり。
ところが食卓に乗せると直径820oでは大き過ぎ、家族の不評をかってしまい粗大ゴミ扱いだ。泣く泣くバンドソーで620oまで切り落とし使っている。
100均で買った籠と観葉植物を中央に乗せるといい感じだ。


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