マキタ2012NB 自動カンナ用架台
2005/9/25
私のWish Listの上位にランクされていたのが、このマキタの自動カンナ2012NBです。
切削最大幅が304mmと広いうえに、重さが僅か27kgという所に魅力を感じていた。狭い
工房に収納するためにツーバイ材で移動式の台を作りました。
1.最大切削幅:304mm 最大切込深さ:1〜3mm 回転数:8500rpm 電源:100V,1430W 重量:27Kg 替刃式。
2.高さ200mmの台を作りました。ワークベンチの下に収納するためには、この高さが限界なのです。
3.軽量と云っても27kg、片手でひょいと持てる訳がない。片側に固定キャスターを2個取り付けています。ポイントは車輪が台の下面と同じ位置にくることと、台の脚を10mmくらい面取りすることです。
4.今回の新兵器がこの取り外し可能なキャスターです。凹型の木製アタッチメントを作り、自由キャスターを中央に取り付けたものです。
5.移動時にはカンナの取っ手を持ち片側を持ち上げ、キャスターのアタッチメントを架台のツーバイ材に差し込みます。これで軽く押すだけで移動出来ます。
6.次は集塵です。オプションのダクトを購入したものの、私は掃除機しか持っていません。で、掃除機のホースを接続するためのレジューサを、1mm厚の透明塩ビ板で作りました。透明だと吸引状況が良く判ると思いまして・・。
7.試運転です。手元にあった幅300mmの杉板を削ってみます。相当反っていますので、通常は片面を手押しカンナで平面にしなければなりませんが、そんなことは無視して凸面を最初に削りその後は裏返しながら少しずつ削りました。
8.結果オーライです。表面は綺麗な仕上がりで平行度も出ていますが、鉋屑の多さには閉口します。掃除機集塵では役に立ちません。おそらく3倍くらいの風量が必要だと思われます(9m3/minくらい)。逆に云えば100mm幅の切削までが掃除機の限界かなと思われます。大型の集塵機をWish Listに追加です。
9.ワークベンチの下にすっきりと収まりました。
10.幅300mmのコロコン用のローラーを6本ほど拾ってきました。次はこれらを使って長尺用のローラー台製作です。

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