トリマーテーブル改造

2006/8/20
もう購入して7〜8年にはなるだろうか。愛用してきた日立のトリマーテーブルだが、フェンスの移動とかトリマの付け外しが面倒になり改造することにした。
1.オリジナルの状態です。SS製でかなり重く、取り立てて説明するような機能は無いに等しい。
2.改造するきっかけになったデュアルシリンダーです。食品用の中古機械に附属していたのを友人から頂きました。
3.ø60mmまでのビットを出し入れ出来るように穴を広げます。古典的なやり方ですが・・・。
4.ジグソーで切り取りヤスリで円形に仕上ます。
5.テーブルには25mmの合板を使います。3mmのカラーベニアを貼り付けて化粧しましたが、端材の寄せ集めなので一部は継ぎ接ぎになってしまいました。
6.合板の裏側に四角い穴を掘りトリマの透明ベースを埋め込みます。このトリマベースはHOMETOOL製で10年ほど前に購入し、2、3度使ったきりで仕舞い込まれていたのです。この際テーブル専用にします。
7.デュアルシリンダーとフェンスの接続です。フェンスの裏側から皿ビスで固定しています。
8.□12mmのアルミ棒を加工し微動用のM8長ネジを仕込みました。ハンドルは10mmの塩ビ板とM5のキャップスクリューで出来ています。
9.集塵用のダクトと目盛りの取り付けです。目盛りの針は赤いノブで任意の位置に止められるので、簡単に0点調整が出来ます。因みに長ネジはM8なので1回転1.25mm移動します。
10.トリマは日立のM6です。上下微動装置を組み込みたいね。
11.フェンスの固定にはTスロットネジを使った。溝はキーホールビットで切り、ボルトはM8の頭を両サイドカットしている。
12.マイターゲージはバンドソーBS-10Kの付属品と共用です。次はフェンスの剛性を上げて、多機能フェンスに改造です。

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