シャープニング冶具 |
2007/3/24 ボウルガウジとかスピンドルガウジをフィンガーネイルに研ぐ冶具です。ウッドターニングを始めた頃は必要ないかなと思っていましたが、今後は必需品になりそうです。形はカナダのJeanさんに教えてもらったものをアレンジしています。図面 2007/3/27 大きな勘違いで冶具の向きを反対にして図面を描いていました。どうりで思ったように砥げない筈だ(^^)。図面と写真を修整しました。 |
1.ガウジを支持する部分を作っています。角材に偏芯した穴を刳るには、以前手作りしたTwo-Jawチャックアタッチメントが役に立ちます。 |
2.セットボルト用のタップを立てます。ちなみにこの材は桜です。 |
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3.ガウジをボルトで直接押さえないように板バネを入れるのですが、加工が大変です。コバルトのドリル購入を節約し、穴あけにはダイヤモンドツールを使います。 |
4.サイドプレート、長穴は糸鋸で加工します。 |
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5.支点になるロッドです。図面より長く見えますね。実は途中で設計変更したのですが、この写真は変更前なのです。実際はもっと短く加工しています。 |
6.それぞれのパーツが完成しました。アダプターの出来がイマイチだけど、ヨシとしよう。 |
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7.木部にワトコオイル塗り組み立て完了。いい感じだ。 |
8.13mmのボウルガウジに装着。アダプター無しでそのまま差し込みます。 |
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9.10mmのフィンガーネイルボウルガウジに装着。アダプターを作ったのは正解だったね。フィットしています。ご存知とは思いますが、ガウジのサイズを表す10mmは直径ではありません。刃の巾です。 |
10.6mmのスピンドルガウジに装着。 |
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11.次はグラインダー用の冶具製作だ。スライドガイドはルーターで16mmアルミ角材に合わせて慎重に削り出します。 |
12.パーツ類を組み立てて、グラインダーに装着した状態です。 |
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13.角度を合わせて冶具を左右にローリングさせて研磨します。詳しくはここで紹介されています。 |
14.アルミパイプに各々の研磨位置をマーキングしておくと便利です。 |
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13.グラインダー後ろにシャープニングジグとアタッチメントを収納した。使いが手はいい。 |
14.アルミパイプを伸ばすと、小型のガウジ類も研磨できる。 |
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