集塵システム

2012/5/13
DC-90R2用のキャニスターフィルターを購入。開目が1ミクロンなので安心して作業ができそうだ。
1.DC-90R2に1ミクロンキャニスターフィルターを取り付けた。手動式のハンドルを操作することで内部のフィンが、フィルターに付着した微細なダストを落とすので、手を汚さずにできるらくらくクリーニングできます。
2.透明ダストバックで集塵量も人目で確認できます。
3.天井各所には象の鼻が。左のシャッターはスライドソー用で、右の鼻は糸鋸盤、プレナーやスピンドルサンダー用です。
4.この鼻は自動かんなと木工旋盤用です。

2008/8/24
KERVの小型集塵機DC-90R2を購入したので、集塵ダクトを引き回してみた。狭い工房なので、吸い込み口は全部で5箇所としたが、想像以上に使いやすくなった。従来使っていた掃除機の出番はかなり少なくなり、省エネにも貢献できそうだ。
1.DC-90R2の主仕様は100V,1HP,21m3/min,ダストパックの容量75リットルとなっている。日本の集塵機に比べ、値段の割りに性能は良いと思う。
2.フィッティング類はオフコで購入した樹脂製の物を使った。スライドシャッターを直接エルボとかチーズに取り付けるには、バーナーでフィッティングを炙りながらシャッターを押し込むと良い。
3.集塵機サクションにY型チーズを直接取り付けた。シャッターと同じようにバーナーで炙って差し込み、集塵機側はM4のビスで固定し、シャッター側は接着した。勿論付属のサクションストレーナーも内蔵している。
4.フィッティング固定用のサポートはツーバイフォーで作った。
5.Uバンドは1.2mmの鉄板切れ端を使って内製した。思ったよりしっかりとサポート出来ている。
6.ダクトはHCで購入したアルミの伸縮ダクトを使うことにした。耐摩耗性に少し不安があるが、結果は何年か後に出るだろう。また、ホースバンドは100均で買った50mm〜100mm用のものが辛うじて使えた。
7.シャッターを直付けしたエルボ部分。
8.シャッターの耳を利用して梁にビス止めした箇所。
9.75mmのレジューサもバーナーで炙ってシャッターに差し込めるようにしている。抜け止めにはM5の蝶ボルトを使っているが、タップが効くように5mmのPVC片を予め貼り付けた。
10.フロアスイパー部。床に落ちた塵埃を箒で掃きこむと綺麗に吸ってくれる。今回のシステム化で一番欲しかった機能だ。
11.旭工機の糸鋸盤AK35にも集塵ダクトを取り付けた。テーブル上のホースは吹き飛ばした切屑を吸い込むもので、自由な位置で固定できるタイロンフレキホースの31m/mを使っている。奥に見えるホースはテーブル下の集塵ホースだ。
12.切屑が一番飛び散るテーブル下には、VP40Aエルボの片側先端を斜めにカットした集塵ポートを取り付けている。サポートは吊バンドの半分を使うと、テーブル固定用のネジがそのまま使える。また、テーブルの傾斜は右方向だけしかできなくなるが、大きな問題はない。
13.ダクト集合部分。VU65Aの上側にはテーブル上から伸びて来たタイロンフレキを差込み、横側の50m/mフレキはテーブル下のエルボに繋がる。やはりサポートには吊バンドを使い、本体にM6タップを立ててボルトで固定している。二つのポートを使うことにより完璧に集塵出来、ストレス無く組木が楽しめそうだ。
14.スライドソーの集塵は迷った末にこうなった。ダストバックの所にダクトを繋ぐより、周囲に飛び散るのをブレードの後ろで捕集するほうが、工房の環境改善効果が大きいと判断したのだ。ダクトを固定しているフレキシブルスタンドのベースには強力な磁石が埋め込んでいる。

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