インレイジグ−2

2009/2/15
今度は台形型の木片にダイヤとかプラスの溝を切る為のジグだ。ワークを内側にセットし、トリマーテーブルの上で使います。図面
1.材料はいつもの様にゴムの木の集成材。図面通りパーツを切り出し、直角を確認しながら組み立てる。
2.アジャスターボルトは組立て前にねじ込んだ方がいい。後で入れるとなると、フランジ部分をバラさなければならないので厄介だ。
3.ノブスターを取付ける為に、M8のナットをスプリングピンで固定します。低ナットを使わないとノブスターのキャップが入りません。手に入らなければ普通のナットを使い高さを5.3mmまで削るか、カッコ悪いけどキャップの中央を抜くしかないでしょう。
4.組立て後、下面の平面度を上げるために、#180のサンドペーパーの上で軽く2,3度擦ります。
5.先ずは角度60度の三角溝を切ってみます。当たり前だがビットは60度の三角を使う。ワークをセットして、ジグをフェンスに沿って押すと、恐怖心も無くとても簡単に溝が切れます。色々な場面で使えそうだ。
6.この溝に色の違った材料を入れ込み、ターニングすると表面にダイヤの模様が現れるのです。このパーツを使ったボウルの製作は、ウッドターニングのページで次の機会に紹介しよう。

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