リング&フックツール

2011/2/13
アメリカのサイトで見つけたフックツールの作り方を真似て、リングツールを作って見ることにした。材料は何時の頃からか工房の棚に置き忘れられていた、コンクリートネイル#10。直径3.8m/m、長さ75mm。
1.ガストーチで焼きます。コンクリート釘は恐らくS45Cと思うのですが・・・。
2.真っ赤になるまで加熱します。温度は800℃くらいかな。
3.金槌で叩いて平たくします。一度には無理なので3〜5回くらいに分けて伸ばします。平たくなったら曲げる前に、ベルトサンダーで表面をフラットにします。
4.金属の丸棒に巻き付けながら丸にした後で、800℃くらいに加熱して水で焼きいれします。
5.次はシャンクの製作です。M12×160Lのメッキボルトの頭を切り落とします。
6.穴を開ける前にセンタードリルで軽く突きます。これを怠ると中心に穴があきません。
7.コンクリート釘に合わせてø3.8mmの穴をあけます。
8.セットボルト用のM4タップ加工。
9.左がフックツール、右が内径8mmのリングツール。シャンクに差し込んだら、まるで市販品のようです(^^)。
10.ハンドルの製作にかかります。先ずはシャンクをねじ込むM12のタップ加工。
11.先端にはジャンクボックスで見つけたアルミのリングを接着しています。黒いリング状の線は、ワイヤーバーナーで付けた。
12.グラインダーで研いで、仕上は青砥でバフし上げしています。先端を色々なツールに取り替えて使う事が出来るのです。
端材を削ってみたが、切れ味はまぁまぁだ。フックツールはもう少し湾曲の少ないカーブでいくつか作ってみたい。

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