スピンドルキャリパー |
2014/5/18 丁度いいスプリングが見つからないので自作することにしました。輪ゴムだとすぐに風邪をひいてしまうもので・・・。 |
1.材料は直径0.35mmのピアノ線。 |
2.2mmのSUS丸棒にゆっくりと巻きつけます。こんな時には旋盤があると便利です。 |
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1.長さを110mmで仕上げ、ワイヤードラムに装着。 |
2.押し付ける力も絶妙です。これなら劣化もしないし、ゴムのように頻繁に取り換える必要もありません。 |
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1.何時ものことながら、工房に有る材料に合わせて図面を描いてから製作開始です。 |
2.メインプレートの製作。部品図をプリントアウトして、それをスプレー糊で2tのアルミ板に貼り付け、糸鋸盤で切り抜きます。 |
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3.そのままポンチを打って穴も明けてしまいます。 |
4.保護カバーの製作。メインプレートと同じ作り方で2tのアクリル板を切り抜きます。 |
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5.端面をカッターで仕上げます。ヤスリを使うと不透明になるのでね。 |
6.指針を付けるパーツです。穴あけは、捨て板にビス止めしてから行います。 |
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7.スライドプレートの製作。幅をノギスで確かめながら、キッチリ10oに仕上げ最後にM3のタップ加を行います。 |
8.アルミとアクリルのパーツが完成です。 |
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9.スライドプレートを受けるパーツは紫檀で作ります。2tのアルミ板がスライドするので、溝は2.05oの深さにします。 |
10.M3タップ加工。スパイラルタップを使うと、木材でもキッチと切れます。 |
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11.ワイヤードラムの製作。材料は何年か前に回転テーブルを作った時の塩ビ板の切れ端です。 |
12.シャフトが入る10oの穴は木工用ドリルで明けます。 |
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13.ワイヤーとスプリングが入る溝を加工します。 |
14.10oのドリルを三つ爪チャックで咥え、ドラムを差し込み回転センターで押して加工しました。 |
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15.ドラムにワイヤーを付ける為の穴加工です。 |
16.シャフトの製作。10oの丸棒中心にM4タップを通し加工します。 |
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17.指針を付ける穴加工を忘れていました。昨年自作した高速ボール盤で、1oの穴を明けます。 |
18.目盛板はブナ材で作ります。この円盤から、外形96o、内径55oの扇型を切り抜きます。 |
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19.切り抜いた扇型の目盛を刻む面を、白色に塗装します。その他の面はマスキングをして塗りましょう。 |
20.本体プレートに、外形測定用のジョウをリベット止めします。リベットはø2oのアルミです。 |
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21.部品を組み付けて、可動部の微調整をします。ここまでくれば、皆さんも完成品が予測できますね。 |
22.さぁ、キャリパーの魂とも云える目盛入れです。模範が無いので、木をø80oから5o刻みで削り、目盛を入れます。 |
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23.1o刻みの目盛は、5o間隔を目分量で5等分しましたが、それらしく仕上がりました。アクリルのカバーを取り付けて完成です。 |
24.スプリングが思ったより強いので、線径が細いスプリングが見つかるまで、輪ゴムで代用することにしました。軽く動き快適になりましたね。 |
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25.完成です!! |
26.小さく作ったので、防塵カバーに干渉することなく使えます。 |
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