回転ドリルチャック

2012/7/8
ウッドターニングで細軸を削り出すときに威力を発揮するのが、回転するチャック。テンションを掛けながら削れるのです。市販品もあるのですが、高価なので自作してみました。
1.何年か前に友人から貰ったインパクトドライバーに装着するチャックを改造します。シャンクはW1/2"のネジになっているので、簡単に取り外せます。
2.チャックのネジ部を13m/mのドリルで刳り広げます。
3.ベアリングの隙間を保つカラーは、アルミのパイプ6×7m/mで作ります。
4.ジャンクボックスから出てきた6m/mのシャフトに、ベアリング#686ZZを挿入します。因みに、シャフトはロッドレスシリンダーのロッドに使われていたものです。
5.チャック本体に取り付けるベアリング押さえは、M8のワッシャーを使います。ベアリングの内輪に干渉しないよう、内径を9m/mに広げます。
6.ベアリング押さえを取り付けるM3の下穴2.4m/mの加工です。
7.M3タップ加工。このクラスになると、スパイラルタップを使わないと怖いですね。
8.ベアリング押さえに3.3m/mの穴をあけます。
9.組立完了。
10.軽やかに回っております(^^)。実際に使うのは何時になることらや・・・。

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