サンディング冶具

2004/12/30
木工旋盤がディスクサンダーに早代わり。WT-300用のサンディングジグを作ってみた。
工房が狭いくせにいつの間にか電動工具が増えてくる。ベルト・ディスクサンダーを購
入しようか悩んだ末、場所を節約することを優先させ旋盤で兼用することにした訳だ。
1.サンドペーパーはHCで簡単に手に入る、直径152mmを採用することにした。5枚入って380円だ。マジックテープで貼り付け出来るものを選ぼう。#120,#240。
2.ディスクには12mmのコンパネを加工します。先ずはバンドソーで円形に切り抜きます。
3.今回はバンタムチャックでディスクを掴む構造とします。ボス部分に旋盤でø65mm、深さ10mm、角度15度の座を加工します。材料は栗です。
4.ボスを旋盤で切断し、ディスクと木工用ボンドで接着します。バイスでしっかりと締め付けるないと、ボスと密着しなく直角が出ません。
5.簡単な図面です。
6.接着が完了したらディスクの外周を旋盤で仕上ます。ディスクペーパーに合わせ外径はø152mmです。
7.ディスクの表面に貼るベルクロシートはリョービの純正で、部品番号:1370085、価格\450でした。粘着シートで簡単に接着できます。
8.ベルクロシートを張る前にディスクの表面にウレタン塗装をし、密着性を上げます。粒度の違うペーパーを使えるように2枚同時に製作しています。
9.サンドペーパーの再生ゴム。使用法は簡単で、消しゴムのようにサンディングペーパーを擦るだけで、目詰まりした樹脂やダストを取り除く。ディスクの寿命が10倍伸びるとか・・・。
10.ブレもなく、なかなかいい感じで使い勝手は良いと思う。次回は角度を変更できるテーブルを作ります。出来上がったら紹介しよう。

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