1999/11/23

◆3リットルの燃料で100km走れる車のことです。エンジンの排気量が3リットルではありません。
EUの委員会で自動車の平均燃費を引き下げる目標をいくつか掲げていますが、その2004年の最終目標が100kmを3リットルの燃料で走ると云うもので、そこから「3リッターカー」の呼び名がついてきたのです。

◆私の知っている限りでは、日本車の「プリウス」がハイブリッドで28km/Lを既に達成していますので、日産、三菱、ホンダ、スバル等が近々に発表する低燃費車は、おそらく30km/Lを達成していると思います。
実際今年のモーターショウでは多くの3リッターカーが発表されていたのは、皆さんも記憶に新しいと思います。
環境が注目されてきているのは政治的な問題提起もありますが、消費者が環境に出費する時期になったとも云えます。「エコ・プロジェクト」「GDIクラブ」「自然とともに」「スモール・イズ・スマート」なんかカッコイイ!! そして買ってみたい、乗ってみたい気にさせます。
気になるのは価格のことですが、プリウスの場合215万円の価格設定しているものの、1台売る毎に150〜200万円の赤字とも云われています。プリウスの販売台数がトヨタの国内総販売台数の1%程度であると云う事でこの価格設定が出来たのでしょうが、逆に考えればトヨタのみ可能な価格といえます。

◆私の愛車は88年製のディーゼルワゴンです。11リッターカーです。釣師ってほんとにディーゼル4WDが好きなようで、私の釣友のほとんどが黒い煙を出して皆様にご迷惑をかけております。
買いかえる時期には、イニシャルコストが低いハイブリッド3リットルカーが発売されている事を期待しています。
鮎釣の場合、車はほとんど川原に置きっぱなしですから、ルーフはア〜ッチッチ状態になっています。何とか帰りの燃料の足しになりませんかねぇ〜〜


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