1998/10/17

◆環境内に放出されたホルモン作用撹乱物質(作用薬及び拮抗薬)

◆種類は、
DDT、DEHF、HCB、ケルサン、ケポン、リンダン、ヘキサ黒炉シクロヘキサン類、ヘトキシクロル、オクタクロロスチレン、合成ピロスロイド、トリアジン除草剤、EBDC殺菌剤、ある種のPCB類、ダイオキシン類
カドニウム、鉛、水銀、有機スズ化合物、アルキルフェノール、スチレン2重体、スチレン3重体・・・・枚挙にいとまがない。

◆約30年前にレイチェル・カーソンは著書「沈黙の春」で警笛を鳴らしたが、人類は無視をしてこんにちまで人体実験を続けて来た。
ここに来て発育期におけるホルモンの重要さ役割が解明され、内分泌系撹乱物質によって誘発された環境汚染が解明されつつある。具体的な影響は鳥及び魚類における甲状腺機能不全、鳥、魚、哺乳類における生殖能力の減退と「メス化」(エストロゲン様)
影響の度合いは千差万別だが直接暴露した親よりも、子供方が著しいと云われている。また、発達段階のどの時点かで影響度は変わるらしい。

◆我が身を守るためには
  1)飲み水を分析をしてみよう。天然水といってもペットボトルは要注意だ(溶出してるかも)
  2)動物性脂肪は極力控え、有機栽培された野菜や果実を購入しよう。
  3)こまめに手を洗おう。有機物質の大半は気化して家具、衣服等に付着しているのだ。
◆私が実行できていない事ばかりだ(^。^)。

◆ある大学グループの調査結果。(途中結果)
多摩川の鯉150匹を捕獲してみたら・・・
  1)オスはメスの半分しか採れなかった。
  2)さらにそのオスを解剖してみると、精巣が通常の1/2〜1/4だった。
  3)そのオスの半数からメス特有の蛋白質が検出された。

◆女性化しているのでしょうかね。最近テンカラで鼻曲がりのオスが釣れないのも、ホルモンの影響だと考えると・・・
◆でも、塩焼きはやめられまへんなぁ〜


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