OD缶用遮熱板

  2022.5.21
ガスバーナーにバーナーパットを乗せて長時間使っていると、輻射熱でガスボンベが熱くなることが有る。破裂の危険性もあるようなので、ステンレス製の遮熱板を作ってみた。図面
1.材料は100均で買ったステンレストレイ。厚さ0.3mmで磁石にくっ付くので304ではなくSUS430かな。
2.OD100缶に合わせて作るので、ディバイダーで外径の90mmと内径の32.8mmをマーク。
3.マークの中央と外側に10mmの穴あけ。
4.外周はハンド二プラでコツコツと切断。握力強化になりそうだ。このハンド二プラは私が中学生の頃、真空管アンプのアルミシャーシーを切るのに買ったものだから、半世紀を経過しているな(^^)。
5.中央の穴はシャーシーパンチで穴あけしようと思いカッターの径を確認すると、30mmが有った。このシャシーパンチも50年以上前に買ったものだ。
6.ワークをカッターとウスで挟んで、センターボルトを締め込むと円盤状に切断される仕組みだ。
7.ウスの中に切断片が残っている。
8.内径を32.8mmまで拡張するのには、スピンドルサンダーを木工旋盤に咥えてサンディングした。
9.仕上がったステンレスの円盤。
10.ステンレス盤は厚さ0.3mmなので、補強と断熱性を高めるために合板を貼り付けている。先ずは5.5mm厚の合板を外径100mmに切り抜き。
11.バンタムチャックで軽く掴み、木片でそっと押すと芯が出る。
12.30mmのフォスナービットで穴あけ。
13.内径を32.8mmに仕上げた後、R3で面取り。この面取りをすることによりOD缶に馴染んで、遮熱板が安定するのだ。
14.合板とSUS板の接着はセメダインスーパーX2を使った。
15.円盤の内側を把持して、外周をターニング。
16.完成した遮熱板。
17.裏側にレーザーで名前を刻印後、ウレタンで仕上げた。
18.SOTOのOD缶に装着。
私がメインで使っているプリムスのOD缶にもピッタリだ(^^)。

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