自作アルコールバーナー(2)

  2022.6.26
前回作ったビールの空き缶を利用したバーナーは、思った以上に火力が強かったので、今回はコーヒーのボトル缶を使ったネジ蓋付きのバーナー製作だ。
1.ボトルに残った蓋のリングをカットして取り外し。
2.木工旋盤に掴んで、火口の穴あけ位置にマーキング。
3.旋盤のインデックス機能を利用して、マークした円周上に8か所マーキング。
4.ネジ部分を切り離し。
5.ネジ部をチャッキングして、端面を旋削。
6.2mmの穴を8か所穴あけ。
7.燃料が入る部分はビールの空き缶を使った。先ずはテールストックでセンターに窪みを入れる。
8.高さ20mmにカット。燃料の気化を考慮して、少し低めにしている。底になる部分も同じように20mm高さでカットしておくこと。
9.直径39mmの位置にコンパスカッターで切れ目を入れる。
10.中央に8mmの穴あけ。
11.リーマで挟みが入る程度まで穴を拡張。
12.ハサミで切れ目を入れて折り曲げると、コンパスカッターの切れ目から綺麗に折れる。
13.そこになる方にはラジオペンチでギャザーを入れる。
14.仕切り板は直径30.5mm、長さ39.5mmなので、ホッチキスの止め代を含めてアルミ板の長さは105mmとなる。
15.J-Bウェルドで仕切り板を上部ネジの内側に接着。
16.ネジ部と下部タンク部は、J-Bウェルドを流し込んで接着。
17.キャップは磨いて鏡面にした。
18.キャップ内のシール材は、片面接着のネオプレン発砲シートを使った。
19.キャップ内側に接着。
20.キャップ上部には安全対策で穴が空いているので、漏れないように穴を接着剤で埋めている。
21.出来上がった本体とキャップ。
22.キャップを締めるとアルコールが漏れることはない。
23.消火用のキャップはウコン缶で作ることにした。先ずは旋盤に掴んで表面の磨き。
24.高さ34mmに切断。
25.バーナーキャップの外径は39.5mmだけど、ウコン缶の内径H45mmでこのままではダボダボ。で、アルミを39.5mmの径に丸めて、端を3mm程度折り負けた筒を作って
26.その筒をウコン缶に挿入。
27.J-Bウェルドを内筒とウコン缶の隙間に充填して接着。
28.取手取付用の2.4mm穴あけ。
29.取手には小型のダブルクリップを使い、固定は2mmのアルミリベットと思っていたが
30.狭いのでリベットが打ち難く、最終的には2mmのビスで固定した。
31.折り畳むと、取手がはみ出ることなく綺麗に収まっている。
32.バーナーに被せた状態。
本体と消火用の蓋。
これが求めていた、小さな炎だ(^^)。

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