木馬

2004/10/10
久しぶりの木工だ。材料は以前H.Cで買った2×4材、長さ3000mm。510円だったかな。
CADで簡単な図面を描き、板取を始めた。半端な角度もスライドソーで切ればあっと云う間に出来上がる。
文明の利器に感謝感謝。
図 面



さて、今回のテーマは大きなRをいかに簡単に、綺麗に切るかだ。
木馬の脚部のRは1500mm近い。普通は型紙を作り、材料に写し、ジグソーで切り抜く所だろう。
それでは面白くないので、バンドソーで大きなR加工できるジグを作ることにした。
構造は写真を見ての通りだ。2×2材の切れ端をL字形に組み、脚の高さはバンドソーのテーブルに合わせ、その先端は安定するようにT字にします。



一方の先端にはバンドソーのテーブルに固定するプレートを取り付けている。
プレートは5mm厚のアルミ材を加工したものだ。



実際に使っている状態です。中心は捨て板をF型クランプで固定し、それに木ネジでで留めている。
ジグの威力は凄い。切断面に段差も無くサンドペーパーで軽く仕上るだけで、ツルツルだ。



ここまで出来ると後は組み立てだけです。コーススレッドで各パーツを接続し、だぼで穴を塞ぎます。
思ったより揺れが少ないので、脚のRは1200くらいが良いかな・・と思います。
シンプルに無塗装で完成です。



自称お父さんが作った木馬で、秀門くんもご満悦だ。もうすぐ1歳です。

サークルカットジグ-2


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