バンドソー BS-10K |
最終更新日 2016/1/3
2003/6/28 ![]() 角材を丸くプレカットしておけばターニングの作業は物凄くはかどる。安くて良いバンドソーがないか調べたところレクソン社のBS-10Kに行き着いた。 この機種は最大カット能力が90°で180mm、45°で90mmと家庭で使うのには充分な能力を持っている。また、原産国は台湾だがDELTAそっくりのようだ。ということはDELTAの替刃も使えると思い、購入に踏み切った。アルミ製のリップフェンスも自作するよりは安そうだったので、合せて購入した。 ただ、スタンドを購入する余裕は無かったので2×4材で自作した。収納棚付きで高さは約400mmです。また、スタンドの後にキャスターを付けて移動を楽にするアイデアは冷蔵庫から頂きです。 ![]() ![]() 本体には集塵口が付いているが、そこからは殆ど出て来ずにテーブルの周辺から飛び散っているようだ。 そこで掃除機の延長ダクトをガムテープでテーブル下に貼付てみると、相当効果があった。しっかりと固定するために、1mmのアルミ板をコの字に加工してテーブル裏のリブにビス止めし、ホースを挿みつけた。 ホースを簡単に外せるように、アルミの片側はビス止めではなく被覆番線を差し込んだだけです。また、ホースが下部のホイールカバーに接触するので、一部を切り欠いた。 ![]() ![]() 今そのページを思い出せないが、たしか、マイターゲージ用の溝に入るガイドが付いた15mmくらいの板に、5mmピッチで穴をあけてその穴をに釘を差込みワークのセンターに使っていた。 記憶を頼りに作ったが結構使えそうだ。マイターゲージに入るガイドは16mm幅×6mm厚です。またストッパー用の板を付けるのもお忘れなく。写真は裏側から見たところです。 作者の方が見ておられたら御礼を申し上げます。 ![]() センターの釘は2mmの真鍮製です。また、穴は2mmのドリルであけています。 歯の先端から直角に線を引いて、5mmピッチで穴をあけています。スタートは直径50mmとしました。 使い方は、
![]() ![]() 最後の仕上げにブナ材を何個か切って見た。治具を使うと怖くないし音も静かです。 厚い材料を切る時にはパワー不足のためか、時々止まりそうになります。止まらないようにスピードを加減しながら切りましょう。 ![]() 気持ち良く何個かの円柱が出来上がりました。やっぱり静かなのはいいねぇ。 おそらく我家で一番活躍するパワーツールになると思います。 2003/9/28 ![]() ![]() そこではBS-10K使い方や改造方法が詳細に紹介されていた。 ベアリングガイドも図面付きで掲載されていたので、その通りアルミ板を加工した。 ![]() 組み立てるとこんな感じです。また、ベアリングはラジアル側が604ZZ、スラスト側が608ZZです。 Mokkinさんの図面と違っているのは、下側のガイド用(写真左)のプレートのコーナーがバンドソーのテーブルガイドに当たったので、6mmの面取りをした事とM8ボルトはアンカーボルトを切って使った事くらいです。 ブレードをしっかりとサポート出来、切削精度も向上しそうだ。 Mokkinさん、有り難うございました。 図面 2009/12/6 ![]() ![]() 2003/10/11 ![]() ![]() Mokkinさん情報では駆動ベルトのテンションローラーを取り外すと、振動が激減するらしい。 テンショナーを取り外し、モーターの移動でテンションを掛けるようにするには、スプリングを引っ掛けるスタッドが邪魔になる。 切り取るのは大変だが。スタッドのセンターにドリルを使いφ4.5mmの穴をあけると簡単に取れます。 外した後は快適だ。振動は殆ど無くなり、気になっていたテーブルの揺れも無くなった。 2003/10/12 ![]() ![]() 集塵ダクトをテーブルの下に設置していたが、集塵効率は完璧ではなかった。悩んだ末アンダーベアリングガイドに、バンドをしごき粉塵を内部に持ち込まないスクレーパーを付ける事にした。 テーブルを傾けても干渉しない様にする為には、薄いことが第一条件だ。勿論集塵効率がいい事を忘れてはいけない。 材料は2mmのアルミ板だ。簡単な加工なので金鋸とヤスリを使い30分ほどでプレートの加工は完了します。 アルミ板の上に、発砲ウレタン隙間シールを貼って完成です。 ![]() テーブルの下にセットし、ダクトを接続するとこんな感じです。 まだ使い込んでいないので何とも云えませんが、おそらく内部への粉塵巻き込みは激減すると思います。 ![]() 2003/11/3 前回作ったブレードスイーパーは完全に失敗だった。内部の捲き込みは減らず外部へ撒き散らす量も増えたように感じる。 おそらくベアリングガイドで粉塵が加速されて、内部へ持ち込まれているのだと思う。 そこで、最終兵器としてベアリングガイドの下に集塵ダクトを設置した。材料は25A-PVCのエルボと隙間テープだ。 エルボの中心にブレードが通る幅3mm位のスリットを入れ、後は現合でベアリングガイドに密着するように少しずつ切断します。 隙間テープでスリットとか多少の隙間を塞ぎます。 ![]() 取付は10mmの塩ビ板を加工し安全カバーにビス止めです。 エルボと塩ビ板はM4のセットボルト2本で止めています。 もっと効率よく粉塵を集めるビッグマウスをエルボの上に取り付けたいのですが、次回とします。 何回か切断して効果を確認した所、殆どの粉塵がダクトに吸い込まれています。 工房が綺麗になりそうだ。 2003/11/08 ![]() ![]() よく切れると噂になっている替刃を購入した。 取りあえず挽き割り用の巾16mmと緩やかな曲線用の8mmを購入し、テストカットをしてみた。 噂通り切れ味は抜群だ。特に16mmは凄い、ドリフトも少なく安定して気持ちよく切れます。 販売先は楽しい家具づくりのひだおさんです。 即納で価格も2500円とリーズナブルだ。 2009/9/27 ![]() 最近はTimber Wolfのブレードを使っている。 ひだおさんのブレードに比べ切削スピードは劣るが、切断面は綺麗で直進性も良いのです。 販売先はTimber Wolf バンドソーブレードです。 3/8"×4pcで2300円。即納です。 2004/10/10 ![]() ![]() 以前作ったサークルカットジグは、直径600mmまでしか対応していない。 そこで、ロッキングチェアー、木馬の脚のように大きな半径が加工できるジグを作った。 構造は写真を見ての通りだ。2×2材の切れ端をL字形に組み、脚の高さはテーブルに合わせ、その先端は安定するようにT字にします。 ![]() 一方の先端にはバンドソーのテーブルに固定するプレートを取り付けている。 プレートは5mm厚のアルミ材を加工したものだ。 ![]() ジグを使って、木馬の脚(R1476)を作っているところです。 中心は捨て板をF型クランプで固定し、それに木ネジでで留めている。 半径1800mmまで対応しているので、余裕でカットできました。 詳細は木馬の作り方を見てみよう。 2004/12/23 ![]() ![]() ø100mmのフレキシブルダクトを拾ってきた。おそらくターガースポリマーのだと思う。 ホース先端のフィッティングは、100均で買ったプラスチック製の植木鉢を2個組み合わせたものだ。 ![]() 木工旋盤用に作った排気ファンのダクトと接続するとこんな感じ。 伸縮性が良いのでコンパクトに収納でき、最大で400%伸ばして使うことが可能です。 2007/6/10 ![]() ![]() 手押しカンナを自作した時に一緒に作ったフェザーボードをBS-10Kに取り付けられるようにした。 ![]() ネジ座は15mm角のアルミで作った。 2011/2/6 ![]() ![]() 2008年8月にKERVの集塵機を購入した時にダクトを張り巡らせ、BS-10Kのフレキダクトも接続出来るようにシャッター付きの専用のポートを設けました。これで粉塵を屋外に撒き散らすことも無くなったのです。 ![]() で、今回紹介するのはブレードスイーパーの改造です。以前は掃除機に接続していたホースをKERVのダクトに接続するのですが、普通に接続をするとバンドソーの扉開閉の邪魔になります。 そこで、扉の下部にø32mmの穴をあけてホースを差し込んだ訳です。ホースの先端は本体の集塵ポートに届く長さにしていますので、吸引力に問題はありません。 |