ウッドターニング作品 その10

2005/3/20
小鉢

材料の整理をしていたら厚さ40mm、長さ1100mmのレッドオークの板が出てきた。以前、WOODY・COSMOSから購入したものだ。そう云えば「木になる木」を運営している平賀さんから頂いたタモ材も、円盤状に加工してからそのままにしている。早くお盆に仕上なくっちゃ。次回かな・・
1.バンドソーでø100mmに切り分けると円盤が11個もとれた。今回はマスプロ的に一度にまとめて作ってみようと思う。
2.最初にスクリューチャックを使うため、木取りした円盤のセンターにø7mmの穴をあけます。深さは約18mmです。タイロン鰍ウんからサンプルに頂いたホースとペットボトルマウスが活躍します。
3.スクリューチャックはオフ・コーポレーションで購入した50mmコレットチャックに付属していたものです。当たり面が狭いので12mmの合板を円形にスペーサーとして付けています。因みにこのコレットチャックはKERVミニレース用です。
4.スクリューチャックに円盤素材をネジ込み底になる部分をボウルガウジとパーティングツールで挽きます。
5.サンドペーパー#180、#240、#320で表面を滑らかにします。この場面では神沢鉄工から頂いたツーウェイサンダーが大活躍だ。
6.チークオイルを少量ウェスに付けて底の部分を仕上ます。チャッキングしたままオイルを塗ると、摩擦熱で直ぐ乾くのでとても扱いやすい。
7.チャックをバンタムチャックに取替えて、鉢の表面になる部分を挽きます。使用ツールはスキューとボウルガウジだ。
8.底と同様にチークオイルで仕上ます。これが一連の作業ですが、チャックを取り替えるのは面倒なので、スクリューチャックで挽く工程を集中して行い、全部終わってから次の工程に進む方が効率的だ。
9.色んな形の小鉢が出来上がった。中央の違った形のものは、ケヤキで挽いた楊枝入れです。
10.チークは以外に挽きやすい。円盤をいくつか残しているので、次は違ったフォルムに挽いてみたい。量産してフリマにでも出品しようかな。
11.チークオイルはマリンショップの通販サイトで購入しました。
12.おまけに楊枝入れも紹介しやす。もう少し小さい方がお洒落かな。これはケヤキだと思います。

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