ウッドターニング作品 その39

2008/4/20
箸立て

捨てられずに大事に取っておいた端材。何とか使えないかと思い、寄木にして箸立てを作ってみた。
1.材料は黒檀、紫檀と桜材。スライドソーを使い、接着できるように面を平行に切り出す。
2.端金を2個使い接着しますが、ズレないようにプレスで押さえながら締め付けると調子がいい。
3.接着が完了した材料を、これまた自作手押しかんなで削り直角を出す。
4.寄木材の中央に楢材をサンドイッチし、更にその外側にも楢材を接着する。両サイドの穴は、後で角材で塞いだ。
5.先ずはドライブセンターと回転センターで保持して外周を荒削りし、片側には掴み代を作る。狙い通りの模様が出そうだ。
6.フォスナービットø25、ø35、ø50を使い穴刳り。
7.サイドスクレーパーで内部を仕上げた。
8.紫檀の端材を使い象嵌だ。自作トリマースライドテーブルを使いV溝を切った後、3角のインレイを接着し、ウレタンテープで乾くまで固定します。ウレタンは軽く巻いても意外と締め付けは強く、しっかりと接着できる。
ウレタンかオイルか迷った末に、結局は荏胡麻油仕上げとした。全体に濃い色になってしまったが
端材とは思えない出来栄えに思わずニンマリ(^^)。直径75mm、高さ200mm。

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