ウッドターニング作品 その45

2009/1/18
楊枝入れ

You Tubeで偶然に東京のスチュアートさんが作る楊枝入れの映像を発見した。映像を参考にして簡単な図面を描き、早速チャレンジだ。
1.材料はケヤキの角材。ラッフィングガウジを使いø55mmの丸棒に加工します。
2.10mmのドリルでパイロットホールをあけた後、蓋になる部分をパーティングツールで切り取る。厚さは6mm。
3.35mmのフォスナービットで穴を大きくし、先端には蓋が入る深さ3mmのインロウ加工を行う。
4.先に切り取った蓋になる部材をインロウに嵌め込み表面をRにし、ツマミが入るインロウも加工します。
5.外面を仕上げる時にはワークがビビラないように、自作のソフト芯押しでセンターを押している。
6.残った材料で楊枝が入る中子を作る。底には芯棒が入るø6m/mの穴をあけておきます。
7.チャックを3つ爪に取り替えて芯棒になる丸棒の両端をø6mmに加工します。材はHCで買ったごく一般的なラミンの丸棒です。
8.蓋と芯棒そしてツマミになるパドォクを接着したあと、ツマミの部分を加工しています。
荏胡麻油を塗り完成だ。画像にマウスを載せてみよう。
蓋を離すと、音も無くスーッとゆっくりと落ちて行く。眺めているだけで楽しくなる。

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