ウッドターニング作品 その46

2009/3/18
ラミネーションボウル

寄木の板から作るラミネーションボウル。簡単です。
1.材料は栗とローズウッドの端材。□13mmと少し小さいが、何とかなると思い、それぞれを5本を互い違いに接着して製作開始だ。
2.接着した材料を手押しカンナで片面をフラットにし、その後自動カンナに掛け平行板にする。
3.片側が平面になったら、自動カンナで両面を平行に仕上げます。次に2枚を接着せずに押し付けた状態で、切断線をコンパスでマーク。45度のボウルにするので、厚さと同じだけ半径が大きくしましょう。写真では判り難いですが左右10枚がワンセットになっているのです。
4.バンドソーのテーブルを45度に傾けて、マークに沿って切断。
5.切断完了。
6.左右を接着し、ドーナッツを8枚作ります。これを重ねると直径240mm、高さ80mmのボウルになる訳です。
7.一番底の板には、接着する前に掴み代を刳っておきます。
8.市松模様になるようにずらして重ね、手製のリングプレスでしっかりと接着。
9.乾燥後ターニング。少し材料が薄すぎたのでヒヤヒヤものだ。材料は厚さ20mmくらいを使うべきだった・・・。
10.厚さが3mmになってしまったが何とか完成。家内に見せると「陣笠??」だって・・・。「まいったなぁ〜」(^^)。φ240mm×80mmH、荏胡麻油仕上げ。

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