ウッドターニング作品 その4

2003/12/13
端材を使ったボウル
友人の木工所で貰った幅120mm、厚さ20mmのゴムの木集成材で、蓋付ボウルに挑戦してみた。
今回の課題は「ピッタリ収まる蓋」と「バフ仕上げ」だ。
1.ゴムの木の集成材は120mm幅なので、120mmの正方形を4枚切り出します。3枚は本体用、1枚は蓋用だ。
2.木工ボンドイエローグルーで接着します。たっぷりボンドを付けて、バイスで挟み一昼夜乾かします。
3.本体の加工は今までの作り方と変わらないので省略。蓋の加工は50mmmのコレットチャックを入れる穴と、本体と印篭になるφ90の段を作ります。
4.コレットチャックに替えて蓋の外になる部分を削ります。外形は本体より2mm大きく仕上げます。
5.本体をコレットチャックで掴み、蓋を合わせてセンターを押して蓋と本体が一体化するように仕上げます。
6.同じ材料でツマミを作り、φ8mmの穴を明けた蓋に接着してから旋盤で仕上げます。
7.ワトコオイルを塗ります。今回の課題の一つはバフ仕上げなのでここから先が未体験ゾーンだ。
8.旋盤に自作3-On Buffsを乗せ、回転しているバフィングホイールに研磨剤をこすり付けます。
9.トリポイバー、ホワイトバー、カルナバワックスの順にバッフィングをします。
レースラインや傷を残さないように下地を作らないと、バッフィングすると下地が出てきますね。次回の課題です。

[Home]