ウッドターニング作品 その55

2011/9/24
糸引き独楽

子供たちが"ベイブレード"に夢中になっている。そこで、「こんな独楽も有るんだぞぉ」と云うことで糸引き独楽を作ったみたのです。
1.先ずは独楽作り。名前はよく判らないが、工房の棚にいくつか転がっている硬い南洋材を使った。軸は7.9mmに仕上ておきましょう。
2.次は独楽を保持するハンドルの製作。これはたぶん栗だと思います。長方形の材を両センターで押して荒削します。
3.左側が握る部分で、右が独楽を入れる部分です。右は四角の2面が残る状態で完成です。
4.ワイヤーバーニングで模様を入れます。
5.手作りの1.5mm厚パーティングツールで切り離し。
6.独楽の軸が入る穴は8mm。
7.糸を通す穴は20mm。フォスナービットで8mmの穴に直交するようにあけましょう。
8.糸を引張るハンドルの製作。これも栗です。太さは適当で・・・。
9.独楽の軸に紐を通す穴2mmを明けます。
10.紐を引張るハンドルの中央にも2mmの穴をあけ、結び目が表面に出ないように3.5mmで座グリ。
完成です。勢い良く、そして長い間回るので子供たちに大うけしましたね。
紐の先端を瞬間接着剤で固めると、軸に通し易くなりますよ。

独楽を回すテーブルを追加製作。材料は楠。いい匂いが工房に広がります。
直径220mm、高さ50mm。直径220mm、高さ50mm。この上で回すを時間を忘れるほど回ります。

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