ウッドターニング作品 その64 |
旋盤と工具 | |
2013/6/23 けん玉 昨年、ebnyさんから戴いたけん玉の図面を元に、製作を開始しました。 |
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1.先ずはテンプレートの製作です。図面を元に型紙を作り、2mmのアルミ板にスプレー糊で貼り付けます。 |
2.糸ノコ盤で切り分けます。 |
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3.ヤスリで仕上げます。これは皿の窪みの部分です。 |
4.これは本体の部分です。 |
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5.テンプレート完成。 |
6."けん"部分の製作、材料は桜。直径50mmに仕上げた丸棒に、テンプレートで印を付けます。 |
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7.テンプレートを当てながら、図面通りに仕上げていきます。 |
8.中皿の部分の仕上げる為に三つ爪スクロールチャックで掴みなおします。 |
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9.中皿部の完成。これもテンプレートで確認しながら刳ります。 |
10.皿胴の製作です。向かって左は大皿に合わせて直径45mm、右側は43mmとなっています。最初に小皿の窪みを作ります。 |
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11.テンプレートで切削位置をマーキング。 |
12.皿胴の一番細い部分は直径21mm。自作のスピンドルキャリパーを使って、22mmまでの切込みを入れます。 |
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13.切削完了。 |
14.小皿部分を斜めにカット。 |
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15.大皿部分を斜めにカットする為に、小皿部分を掴むジグを作ります。 |
16.斜め部分を差し込む為に、切り込みを一箇所入れます。 |
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17.斜めの部分を傷めずにしっかりとチャッキングして、大皿の窪みが加工できました。 |
18.フォスナービットを使って、胴皿に"けん"が入る12mmの穴をあけます。 |
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19.紐を通す穴あけの段階になって、1.5mmドリルのカップリングが無い事に気が付き、急遽製作することに。モーター側は6mm、ドリル側は1.5mm。材料は10mmのSS400材。 |
20.止めネジ用にM3のタップ加工をします。 |
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21.手作りの高速ドリル盤で、"けん"部に糸止め用の穴をあけます。 |
22.次に胴皿部分に1.5mmの糸通し穴をあけます。 |
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23.いよいよ玉の製作です。直径62mmに仕上げた丸棒をドライブセンターと回転チャックで掴みます。 |
24.ボウルガウジで凡その形に削ります。中心にはしっかりと印を付けておきましょう。 |
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25.手作りの球面切削ジグを取り付けて、60mmの球面に仕上げます。 |
26.スクロールチャックに掴みなおして、回転センター側のボスを削り落として球面にします。 |
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27.けん先が入る穴加工。直径12mmです。 |
28.穴入り口部の面取り加工。これもジグで確認しながら角度を合わせます。 |
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29.玉全体を球面にする為の、マンドレルです。 |
30.マンドレルに玉を差込み、球面に仕上げていきます。 |
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31.糸が通る2mmの穴をあけます。 |
32.迷った末に玉を赤く染めることに。養生してからラッカースプレーで塗装です。 |
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33.更にガラス塗料で仕上げました。 |
34.糸は下振用の太いタイプを使います。 |
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36.玉側の固定には手芸店で買ったビーズを使います。結び方は小さな「花結び」。 |
36.完成です。 |
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まぁ、まぁの出来です。この作り方では量産は大変そうなので、もう少し工夫が要りそうです。 |
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