ウッドターニング作品 その73

2015/2/8
三角形のボウル

最近はナチュラルエッジがのボウルばかり挽いていたので、少し趣向を変えて頂点を三つ持つボウルを作ってみた。
1.材料は110mm角の栗の木。バンドソーで直方体に切り分けます。
2.次にディスクサンダーで断面をさっと削ります。
3.頂点を三つ爪スクロールチャックと回転センターで保持します。
4.三つ爪チャックは掴むというより、三角の頂点を挟むという感じです。
5.テールストック側は頂点を少し削って、センターで押します。
6.掴み代を作りながら外側をターニングします。
7.掴み代のところで切断し、四つ爪スクロールチャックに取り換えます。高台部は傷が着かないように、真鍮のリングで保護して掴んでいます。
8.内側をターニング。ガウジをシャープに研いでおかないと、エッジの部分にカエリが出ます。
9.真空チャックで掴み直しますが、ダイヤルゲージで芯を出すと綺麗に挽けます。
10.高台の内側を盗みます。こうしないとスッと座りませんからね。
仕上げには、久々にウレタン塗料を使ってみました。

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