ウッドターニング作品 その80 |
旋盤と工具 | |
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1.花を挿す中央の剣山に何を使おうかと、100均を歩き回ってこんなものを買ってきたがイマイチ。 |
2.そんな時に楽天で見つけたのがこの花器。「落とし花止め」と云うらしい、一番小さいのを何個か買って図面を描いてたのです。作り始めるのに2カ月も掛かってしまったよ。 |
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3.手頃な材料を探してみると、銀河2号が作れそうなクスノキが有ったので、スクリューチャックで片面をフラットに旋削します。 |
4.裏側の高台部分をコンパスでマーキングして、局面の開始位置を決めます。 |
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5.曲面は図面から起こした型紙に合わせながら、徐々に削っていきます。 |
6.高台を図面通りに仕上げます。 |
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7.25mmのフォスナービットを使って、15mmほどの穴を刳ります。これは先にこの部分だけを仕上げておくためです。この後で荏胡麻オイルを塗って裏面は完成です。 |
8.バンタムチャックで掴み直して、表面の曲面旋削をします。ここでも型紙を使って正確な局面にします。 |
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9.25mmのフォスナービットで下穴をあけます。先ほどの裏側の穴と途中で繋がるのです。 |
10.#240、#320でサンディングをした後、#0000のスチールウールで仕上げます。裏面も同じようにサンディングしてます。 |
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11.35mmのフォスナービットで深さ26mmまで穴を広げ、そのあとスクウェアスクレーパーで内径37mm、深さ23mmに仕上げます。「落とし花止め」を差し込みながら旋削すると確実です。 |
12.荏胡麻油をタップリと塗って、乾燥後にバフ仕上げ。最終はカルナバワックス仕上げますす。 |
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写真では判り難いですが、手前の年輪に少し赤みが入り中々綺麗です。 |
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裏側には鮎の焼印が入ります。銀河1号では1匹になりそう。 |
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横から見ると銀河系でしょ(^^)。 |
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ヒバで直径150mmの銀河1号を轢いてみましたが、年輪がシンプルでインパクトが少ない。 |
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花を活けてみましたが、センスが無いね。この花器を生かす人に買ってもらいたいものです。 |
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