ウッドターニング作品 その81

2017/12/24
スマホスタンド

ネットの写真を参考にして、スマホを立て掛けるスタンドを製作した。子供たちに見せると「これでは売り物にはならないと」厳しい指摘を受けてしまった。 意見を取り入れて実用的なものに設計変更しよう。
1.ベースになる円盤の材料はブナ材です。
2.バキュームチャックを使うときは、テールストックでセンターを押しながら吸着するといい。
3.直径84mmの円を書きます。
4.深さ3oに削り込みんで、掴み代を作ります。
5.バンタムチャックで掴み直します。
6.外径と端面を図面通りに仕上げます。
7.これはベースに溝を切るための治具です。平板をバキュームチャックで掴み、少し穴刳りをしたものをバンタムチャックで掴み直して、ベースが入る穴を刳ります。この時に外周のテーパーをしっかり合わせて於くことが重要です。
8.反対側の穴を仕上げます。
9.ベースのパーツを治具に入れて溝を切ります。ビットは3/8インチの球面タイプです。
10.次はスタンド部分の製作に掛かります。先ずはプリントアウトした型紙を厚さ1oのアルミ板に貼り付けて、糸鋸盤で切断しテンプレートを作ります。
11.アルミのテンプレートでブナ材にマーキングしたものを糸鋸盤でカットします。
12.脚用の穴あけ治具を使って5oの穴を2ヵ所あけます。
13.治具には3ヵ所の穴位置があるので、形が違うスタンドも同じ治具を使って穴あけ出来ます。
14.ベースも治具を使って穴あけします。脚用の穴あけ治具とベース用の穴あけ治具は、穴を同時加工しているのでピッタリと合います。
外径5mmの竹製ピンを使って、ベース部分とスタンド部分を固定しています。
荏胡麻油でしっとりとした仕上げにしています。因みに子供たちの指摘は「充電」と「音」です。
これはこれで良いと思うんだけどねぇ。