ウッドターニング作品 その82

2018/7/8
サラダボウル

昨年、黒崎木工所様から頂いた杢が入った杉板を使ってサラダボウルを作った。そして、レーザ−マシンでボウルの裏側に、ブランドマーク刻印をしてみた。
1.材料をフェイスプレートにビス止め。
2.最初に外形を削り出して、掴み代も作る。
3.掴み直して内側を削る時には、S字のツールレストを使うと安全だ。
4.針葉樹は柔らかいので切れ味がいい刃物でないとささくれてしまう。自作の和風鉋似のガウジで仕上げを行った。
5.掴み代を削り取る為に、真空チャックで掴み直し。
6.ダイヤルゲージでセンターを確認して、真空度を上げて行くと芯ブレを少なくできる。
7.掴み代をカットして最後にサンディング。ボウルの大きさは直径256mm、高さ62mm。
8.ブランドマークの刻印にはFABOOL Laser miniを使う。自作エンクロージャーの2段目にボウルを入れると丁度いい。
9.X、Yの座標を間違いなく入れると正確な位置に加工が出来る。
10.今回は大きめの直径60mmで刻印をした。マークの文字位置修正もバッチリ出来ている。
私の作るボウルは縁の部分が少し凹になっているのが特徴だ。ウレタン仕上げ。
裏側から見ると焼印を押したように見える。