ウッドターニング作品 その85

2020/8/11
ジャンピング坊や

時々遊びに来る、娘のママ友の2歳児が私の木のおもちゃで機嫌よく遊んでくれるのだ。そこで叩いて人形を飛ばす玩具を作ってみた。図面
1.材料はブナの端材があったので、台座部分に使うことにした。先ずは糸鋸番で円盤状に切り抜き。
2.下部の台座。15mmの丸棒を入れる穴あけ。
3.これは上部の台座。長い支柱が入る部分は貫通させます。
4.中央には人形が入る21mmの穴があく予定だが、先ずは20mmのフォスナービットで貫通穴加工。
5.木工旋盤で中央の穴を21mmに旋削。
6.座りがいいように、下部台座の底部分の中央を盗んだ。
7.下部台座の上辺にはジャンプ台の板が当たるので、大きく面取りを行った方がいい。
8.ジャンプ坊やの頭部。小さいので治具を使わずに、型紙を合わせながら球状に加工した。
9.ネオジウム磁石を入れる6mmの座グリ。
10.胴体は29mmの丸棒を使っている。腕の丸棒を通す12mmの穴あけ。
11.ジャンプ台の板は6mm厚の桜材。スタッドピンを入れる2.6mmの穴あけ。
12.スタッドピンは2.6mmのSUS用の溶接棒芯材を使った。廻りに被覆材が残っているので、旋盤でサンディング。
13.ジャンプ台の両端をR加工。
14.支柱に6mm幅の溝を切っているところ。本当はルーターレースをセットすれば正確に切れるのだが、面倒になったのでツーバイ材で挟み込んで切ってしまった。
15.台座部分の外周を旋削して真円に加工。
16.下部台座裏側にはレーザーマシンで、恒例のロゴマークの刻印。
17.これはジャンプ坊やがくっつく円盤で支柱を通す穴があき、13mmネオジウムを埋め込んでいる。ドリル加工は上下移動した時に円盤を固定するための、M4の爪付きナットを埋め込む下穴加工だ。
18.坊やの顔をどんなにするか悩んだ挙句、バイキンマンにした。写真を撮り忘れていたが、これはレーザーマシンで顔の輪郭を刻印した後、水性のアクリル塗料で黒く塗ったのだ。
19.バイキンマンの人形を穴に差し込んで、下側のジャンプ台をたたくと上に飛び上がり、上部の円盤にくっつく訳だ。
20.弱すぎると届かず、強すぎると弾かれてしまうので難しい。2歳児ではなく、幼稚園児くらいに丁度いい玩具やな。
21.6歳の孫がガチャガチャで獲ってきた、メロンパンナちゃんもロケットに(^^)。頭上は磁石ではなく平ビスを捻じ込んでいる。
22.取敢えず2体で最上位置でのキャッチを競っているようや(^^)。