ウッドターニング作品 その87

2022/7/23
サラダボウル

孫娘に小型のサラダボウルを頼まれた。久しくウッドターニングをしていなかったので腕が鈍っていないか少し不安であったが、なんとかまともなボウルを作ることが出来た。
1.いきなりボウルの形が出来ていますが、材料は随分前に黒崎木工様に頂いた杢が入った杉材です。
2.ボウルの周囲にインレイを施すために、90度ビットで24所溝を切ります。このアタッチメントの使い方はここをクリック
3.インレイは以前に作っていたレッドオークと、レッドオークをブナで包んだものだ。これを自作小型テーブルソーで長さ12mmにカット。
4.カットしたネタ24個。
5.耐水性を持たすために接着剤はイエローグルーを使った。
6.半周接着してから、3時間ほど空けて残り半周を接着し1日放置。
7.翌日ターニングして概ね完成。
8.ワークを反転しバキュームチャックで把持。
9.内側から見るとこんな感じ。バキュームチャックの作り方はここをクリック
10.FABOOL laser miniでブランドマークを刻印。
11.こんな刻印です(^^)。
12.木固めエースでフィニッシュ。この塗料は耐水性が高いので、箸とか食器には最適だと思う。
まぇええ感じやな(^^)。
インレイを下側に長くした方が良かったかもね。

ここからはトリマーアタッチメントの改造。
1.アタッチメントを支える片方の脚が端に付いているので、溝の角度によっては木工旋盤を乗せているテーブルから脚がはみ出てしまうのだ。
2.で、脚を内側に移動するために、アタッチメント本体内側にM6用の下穴5mm。
3.M6タップ。
4.脚を移動させて改造完了。これでインレイの角度調整幅が広がる筈だ。