真空管アンプ


レコードプレーヤー MR422
1973年に購入した、MICRO精機鰍フ高感度アームとCD-4対応カートリッジを搭載したベルトドライブ型プレイヤーMR422。確か45,000円くらいで買ったと記憶している。残念ながらMICRO社は倒産しており、純正パーツの入手は困難な状況だ。 駆動系には4極ヒステリシスシンクロナスモーターと両面研磨のポリウレタンベルトを用いたベルトドライブ方式を採用しています。ベルトロック機構を搭載しており、電源offの状態では回路切換えボタンがロックされ、ベルトのねじれを防止します。 ターンテーブルを支えるシャフトには、精密仕上げの12φ大型ステンレス軸と砲金材ベアリングの組合わせで、経年変化を少なく抑えています。
1.2013年7月7日、30数年ぶりに納屋から引張り出してみると、以外にも綺麗な状態だった。モーター、トーンアーム、カートリッジには異常はない。
2.ベルトは劣化してボロボロだったので、楽天で折り径310mm(全長620mm)、幅6mmのベルトを購入した。送料込みで2,000円だった。
3.注油とグリースアップをし、プーリーも磨いて新品の状態に戻ったかな。
4.エンブレムもエージングが進み、いい感じだ。
5.また、よく見るとアームリフターのスポンジが硬化していて、クッション性がなくなっていた。
6.そこで、1mm厚のウレタンスポンジを両面テープで接着した。
7.トーンアームにはMA-77mkIIのデザインを生かした高感度アームを採用し、精密ミニチュアベアリングと独自のボールピボットの構造で水平垂直感度も10mg以下に抑えています。
8.さらに、マイクロ独自の針圧対応可変式インサイドフォースキャンセラーを搭載しています。また、ディレイモーションアームリフターを採用しており、レコードと針先を保護しています。
9.カートリッジにはVF型カートリッジであるV-3500/5を搭載しています。このカートリッジは別売りのCD-4用交換針V-3500/Fによりディスクリート4ch再生が可能です。
10.キャビネットにはキングローズ材仕上げのデザインを採用しており、アクセサリーなどが収納できる大型ポケットを搭載しています。
11.低容量出力コードと、5ピン端子を搭載しています。
12.脚にはハウリング対策として防振ゴム脚を採用しています。
定格
<ターンテーブル部>
駆動方式
ベルトドライブ方式
モーター
4極ヒステリシスシンクロナスモーター
回転数
33 1/3、45rpm
ターンテーブル
31cmアルミダイキャスト製、1.5kg
回転ムラ
0.06%以下
S/N比
50dB以上
<トーンアーム部>
型式
スタティックバランス型
有効長
237mm
オーバーハング
15mm
オフセットアングル
21゜50
最大トラッキングエラー
1.5゜
適合カートリッジ自重
3g〜16g
(別売サブウェイト使用時:10g〜22g)
針圧可変範囲
0〜3g
<カートリッジ部>
型式
VF型(VF-3500/5)
周波数特性範囲
5Hz〜35kHz
5Hz〜50kHz(V-3500/F)
出力バランス
±0.5dB(1kHz)
チャンネルセパレーション
30dB(1kHz)
出力電圧
3mV(1kHz、3.54cm/s)
負荷抵抗
47kΩ〜50kΩ
最適針圧
1.5g
針先
0.5milダイヤ針
コンプライアンス
30×10-6cm/dyne
自重
4.5g
交換針
V-3500/5(\4,600)
V-3500/F(CD-4用、\9,600)
<総合>
電源
AC100V、50Hz/60Hz
消費電力
14W
外形寸法
幅502×高さ183×奥行405mm
重量
9kg


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