2005年3月21日(月)
上勝

待ちに待っていた渓流解禁です。が、徳島県の渓流はオープンしてから釣れないニュースばかりです。本命の海部川は去年の台風の影響で壊滅状態。師匠の悦ちゃんが本流で1匹釣るのがやっとと云う状態のようです。
樋口君と悩んだあげく上勝に行くことに決めた。8時過ぎに現着し、千切れるような冷たい水の中に手を入れて、餌のヒラタを採取します。物凄い風の中二人で釣り上がるもまったく当たりは有りません。1時間半でギブアップし場所を殿河内に移します。
風の凪いでいる養殖場の下流から再入川。やはり当たりは有りません。まったく生物反応がないのです。信じられないような状況です。そんな中、樋口君が良型をバラシ、初めての生物反応に「おっ、居るやないかと」と期待を寄せます。



ポイントに沈んだ枯れ枝に悩まされながら、終着の堰堤に到着です。もうお昼時です。それまで私はノーバイト。いわゆるニギリです。それも餌釣りで、全く当たりが無い、初めての経験です。あがる直前に樋口君は1匹ゲットしていました。小ぶりだが綺麗な天然物です。
まだ時間は十分あるのに、気力は全く失せてしまい「もう帰ろっか」「そうしょう」と話はまとまり、そそくさと帰路についた。思い出に残る解禁でした。
「次回はフライでリベンジだ」。と、誓う気力も残っていなかった。今年はどうなるのでしょう・・

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